検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:37,749 hit

変化 42 赤色の章 ページ12

部活の終わり時間を告げるチャイムが鳴る。



青峰君、黄瀬君、黒子君は自主練をするようで、私は先に体育館を出ていた。



雲行きが怪しい



雨降りそう……




靴を履き替え、暗くなった空を眺めていると赤司君に声をかけられた。




赤「少し話したいことがあるんだが、平気か?」




返事をしようと口を開いた時───




ポツ、と頬に何かが当たる。




ついに雨が降り出してきた。




空から落ちてくる雨粒はどんどん数を増していく。





赤「傘、持ってきてないんだろう?」





彼はそう言って大きな傘を開いた。




全てを見抜く赤い瞳に私は苦笑する。




あぁ、この人にはすべてお見通しなんだな




―――――――――――――――

赤司君ってエスパーなのかしら((

変化 43 赤色の章→←変化 41 赤色の章



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:舞和 | 作成日時:2017年3月10日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。