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変化 42 赤色の章 ページ12
部活の終わり時間を告げるチャイムが鳴る。
青峰君、黄瀬君、黒子君は自主練をするようで、私は先に体育館を出ていた。
雲行きが怪しい
雨降りそう……
靴を履き替え、暗くなった空を眺めていると赤司君に声をかけられた。
赤「少し話したいことがあるんだが、平気か?」
返事をしようと口を開いた時───
ポツ、と頬に何かが当たる。
ついに雨が降り出してきた。
空から落ちてくる雨粒はどんどん数を増していく。
赤「傘、持ってきてないんだろう?」
彼はそう言って大きな傘を開いた。
全てを見抜く赤い瞳に私は苦笑する。
あぁ、この人にはすべてお見通しなんだな
―――――――――――――――
赤司君ってエスパーなのかしら((
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作者名:舞和 | 作成日時:2017年3月10日 14時