1話 ページ2
「(あぁ退屈だ)」
長い長い苦痛な時間…それは学校だ
「(喰種探してた方がよっぽど気が楽)」
私の席は1番後ろの窓側の席。そこからいつも外の景色を眺めていた
教卓に立つ先生はコツコツと黒板に文字を並べていく
その文字を追うようにみんな必死にノートを書く
「(ボソッバカみたい」
ガタリと席を立つと先生は手を止め、みんなが私を見た
先生「凛堂?どこにいくんだ?」
「早退」
それだけ言って私は机の横に掛けてあったフルートケースを背負い教室を出た
先生「凛堂!!何回早退するつもりだぁ!?」
廊下に出ると教室から先程の先生が怒鳴り散らした
「…校則には"早退を禁止する"とは書いてない。それに…」
"私は規則になんかに縛られたくない"開いて見せた生徒手帳を閉じ再び先生に背を向けて歩きだした
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CCG本部に着くなり私は呼び出された
アキラ「A、お前また早退したな?」
腕を組み、足を組みながら座っているアキラさんはやはり迫力がある
「はい」
有馬「何回目か知ってる?」
アキラさんの横に座っている有馬は面倒くさそうに資料を眺めながら言った
「…12((アキラ「今回の含めて37回だ」
アキラ「A、留年する気か?」
眉間にしわを寄せるアキラさん、かなり怒ってらっしゃる
「この機会に言いますが…私は確かに学生です。でも、私の人生は私が決めたい」
"もう17歳だ"と言った
有馬「…まぁ確かにAの実力はCCGにとって大きな戦力になる。」
"でも行くべきところはちゃんと行くべきだ"と眼鏡越しに睨まれた
「……親の面すんな。私は"捨てられた"んだ。今更家族ごっこなんかしたくない」
"失礼する"バタンッと勢いよく扉を閉めて私はある場所へと向かった
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ぴえまる - 泣いたぁ、、、すごい神作です、もうじゃんじゃか絢都君の作品作ってください!(土下座) (2021年3月27日 21時) (レス) id: 5f8bad78b3 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - こんな神作初めて見ました!! (2018年8月6日 10時) (レス) id: a7f7363153 (このIDを非表示/違反報告)
朝 - 最後感動して泣きました!素晴らしい、、、!こんないい作品見たことなかった!これからもいろんな作品期待してます(#>ν<#) (2017年8月20日 11時) (レス) id: b36f274895 (このIDを非表示/違反報告)
桜雪(プロフ) - 澪海さん» 閲覧、コメントありがとうございます!!!!本当、最後まで読んでいただいて感謝しかないです…もう一度アヤト君落ちで書かせていただきますのでもしよろしければそちらもよろしくお願い致します!!!! (2016年3月3日 23時) (レス) id: 5715002957 (このIDを非表示/違反報告)
澪海(プロフ) - 完結お疲れ様です!最後感動しました!良かったです! (2016年3月3日 1時) (レス) id: f7b705405a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜雪 | 作成日時:2016年1月12日 23時