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来てしまった。
ついに来てしまった。
どうしよう、本当に来ちゃったよ。
……転校生ってこんな気持ちなんだ。体験した事がないけど。
いやいや、そうじゃなくて。
朝早く、真介を家に帰して僕と瞳子姉さんは荷物をまとめ長旅の準備をした。もともと少ないからすっごい楽だった。
それで雷門の皆が来るであろう少し前の時間帯に雷門の……跡地？瓦礫の山に着き、理事長と校長に挨拶をして地下室のようなところに入れてもらった。
正直瓦礫の山にちょっとびっくりしている。本当に粉々で、跡形もなく。
でも雷門のシンボルは原型をとどめていて。まるでこれからの再スタートを示すような、円堂たちならきっとやってみせるんだろう。少し期待。
それで。
今は隣の部屋で雷門への説明を聞いていること15分。そろそろ終わる頃だろう。
「……エイリア学園を倒すためにも、だ。」
念を押すように理事長が言い、話を終わらせる。ちょっと立ってるのに疲れたな。
「……理事長！俺たちにやらせてください！」
間髪入れずに、円堂が威勢の良い返事をする。
やる気満々の、100点満点の返事だね。
この調子で行けば、“当分は”折れなさそうだよ。彼は多分。と、勝手に分析する。
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桃姫(プロフ) - waiwaichikaさん» ありがとうございます！1日1話更新を目安にしてるので更新は遅めですが楽しみに待っていてくださって嬉しいです。 (2018年7月20日 22時) (
レス) id: 2c31672598 (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 続きを楽しみにしています。 (2018年7月20日 17時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃姫 | 作成日時：2018年7月13日 8時
