【黒 バス】彼女はキセキが嫌いなようで

キミという存在〜ズガタカside〜 ページ23

オレの幼馴染は可愛い


メガネをかけているが視力は悪くない


前髪が長いのは目立つのが嫌だから
まったく…


まぁ、そんなキミに惚れたんだけどね


「大丈夫か？A」

「うっうん…大丈夫」

「無理しなくてもいいんだぞ」

「マネージャーになるんだから
人前に立てなきゃ

それに、赤司君がいれば大丈夫だから！」


なんだ…
今のオレは絶対に顔が赤い


オレにはこんな幼馴染がいる
世界で一番大切な


はずなのに


オレは桃井の話でAに酷いことをたくさんした


深いキズをつけた


そして、なんの相談もなしに転校してしまった


Aの転校先を調べ
わかったからキセキ達に行こうと伝えた


青峰以外は賛成した


確かに青峰は桃井の幼馴染だ
大切なのは痛いほどわかる


だからと言ってAを見捨てるのか
そう言ったら心を入れかえてくれた


そして今にいたる


「今までごめんなさい」


キミの笑顔がもう一度見たい


オレはキミを愛しているんだ

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