【黒バス】悪童の妹【悪女主】

遊び１２ ページ13

「へぇ！だから花宮さんは
バスケ部のマネージャーやってたんだ！」

「うん！自慢のお兄ちゃんだよ」


Aと親しげに話すのは
質問をしにきた桃井だった


あっという間に打ち解けた2人は
質問ではなく普通に話していた


取り残された黒子は
ただただ2人を見守るだけ


(僕いる意味あるんでしょうか…)


と思いながらも
友達関係で悩んでいた桃井が


女子と喋ってることが
黒子にとっては嬉しかった


しかしAは桃井のことを
友達とは思っていない


友達になった覚えもないし
信用する気もない


しかしあの天草亜樹音と遊べるなら
桃井を利用しようとは考えている


そんなことに罪悪感を持たないのが
Aのある意味いいところだ


そして、Aに対して
何の疑いもない彼らがやって来た


桃井と親しげに話す様子からも
信じられたのだろう


「俺らも混ぜてくれよ
いいだろ？さつき」

「青峰君！」

「俺も混ぜてっス」

「わぁ！みんなまで！」


桃井にとっては信じられない光景だった


亜樹音の事もあるのに
亜樹音を潰すかもしれないAの元に


亜樹音親衛隊と呼ばれる彼らがきたのだ


桃井は信じられない反面
少し嬉しかった

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