第五章 ページ47
大我.
.
北斗「京本。もう彼に未練はないな」
大我「え？」
ふらっと立ち上がった北斗さんの目は光っていて
なんだか、怖かった
北斗「……未練はないかと聞いてる。」
大我「ちょっと…！待ってください！！」
北斗「まだとめるのか！！大切なものを守りたいなら…その力を強くしろ！！！大事なものを守れるくらいに…！！！」
大我「…！！」
北斗「いいか…？
"人間と鬼が共に生きる未来などない。
鬼を斬る。それが俺たち0部隊の仕事だ。"」
何も言えなかった。母ちゃんの時とは違って
俺はこの部隊の一員となっていた。
きっと隊員でなかったら他に言う術があった…
いや、なかったかもしれない…
北斗さんの言葉に何も言えないのは俺が1番その言葉を理解していたからだった。
大我「……俺が斬ります。トドメは…俺が刺したい。俺の幼馴染だから…」
北斗「……樹。」
樹「あ？」
北斗「京本を頼んだ。そと揺れるが遠距離を」
樹「りょーかい！佐久間く〜ん
こっちの火の矢で焼け焦げるか、こっちの水の矢で溺死するか、どっちがいい？」
佐久間『…え〜？俺は…自分が勝ちたいからなぁ』
北斗「あんたは負ける。勝つのは俺達だ。
幼馴染に愛されたまま、幼馴染に斬られる」
佐久間『にゃはっ！それはいい夢だよ！』
北斗「汽車の中で俺と樹はあんたの1部を殺した。攻撃を受けた一部が回復してこない。そのうえ、俺たちがさっき斬った傷が回復していない。…ということはだ…回復が遅いってことは…あんたは弱ってる。動きを最小限に抑えてる意味がチャンスなんだよ」
佐久間『…！！はっ、それで？』
北斗「…Three seconds」
佐久間『は？』
北斗「はああああああ…！！！！」
北斗さんは佐久間さんに向かって持っていた刀をぶん投げ
全速力…と言っていいくらいのスピードで突っ走った
こんな体に何も無い状態で言ったら、危ない。
そのくらい、俺でもわかるから
佐久間『……！！そんなの効くわけっ』
北斗「…っ、」
北斗さんはさっくんを素手で1発。
佐久間『う゛っ…！！！』
そして、さっき投げた刀がタイミングよく、手元に届いた。
北斗「……"雷"…！！」
佐久間『うっ、あ゛ぁぁ！！！』
樹「きょも！いけ…！！」
北斗「京本、首を斬れ…！」
大我「…っ、」
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15Mayuu(プロフ) - お話続けてくださりありがとうございます！ほくじゅりの幼少期のお話を読んでみたいです！また、樹君を庇って北斗君が怪我してしまったりと、、是非よろしくお願いします！ (2021年2月3日 22時) (
レス) id: ea80b7409d (このIDを非表示/違反報告)
しずく - 1番が見てみたいです。すごく面白いのでこれからも続けてほしいです。 (2021年1月30日 8時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
さな - この作品、すごく好きなので続けて頂きたいです (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
さな - いつも楽しみに見ています！私は、2番を見てみたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: 4edeae3903 (このIDを非表示/違反報告)
ほく - 作者さんが仰ってる５つのストーリーなら私は1番が好みです！もしよかったらまた書く機会があれば書いていただきたいです！ (2021年1月29日 23時) (レス) id: f8b4be04d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沙羅
| 作成日時：2021年1月21日 20時
