うたの☆プリンスさまっ♪&みんなの可愛いお姫様2

その三 ページ41

「ごほごほっ、ごほっ、、、っはぁ、」

コンコン

セシル「A、ご飯持ってきました、食べましょう！」

「いらな、、、」

翔「だーめーだ、薬飲めねえだろ」

トキヤ「この薬もきちんと飲んでください」

「、、、、、」

セシル「はい、あーん」

スプーンに乗せられたお粥をしぶしぶ口に入れる

翔「ゼリーもフルーツもあるぜ！何が食べたい？」

「も、もういらない」

セシル「まだ一口しか食べてないデス。薬飲めない」

トキヤ「せめてもう少し食べてもらわないと、、、」

「いちご、」

翔「お！偉いぞA」

フォークに刺されたそれをちびちびとクチに運ぶ









トキヤ「薬も飲みましたし、あとは寝てください。くれぐれも仕事をしようなんて考えないでくださいね」

「ぅん、、、ありがと、、、おや、すみ」

トキヤが頭をなでてくれる

あっという間に眠りについた









朝、風が冷たくて目が覚める

「う、、、」

龍也「起こしちまったか？」

起きると、林檎が布団を直してくれていて、龍也が窓を開けて換気をしてくれていた

「ん」

まだ熱がひかないのか、目はウルウル、トロンとしていて、頬は赤く、息が浅い

林檎「まだ寝てていいのよ。すぐに事務所に行かなきゃならないの。」

「もう治った、、、」

龍也「嘘をつくな。」

林檎「おやすみ、私の可愛いお人形ちゃん」









「治った！」

パッ、とベットから立ち上がる

那月「良かったですね！Aちゃん！」

ぎゅうううううう

っと那月が抱きしめてくる

痛くて声もだせないが、まあ良しとしよう。

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