うたの☆プリンスさまっ♪&みんなの可愛いお姫様2

夏風邪 ページ39

「ごほごほっ」

セシル「だいじょうぶデスか？」

仕事が空いたので、スターリッシュの楽屋に遊びにきた

「うん、大丈夫よ」

真斗「本当か？先程から顔色が優れないぞ」

音也「お菓子もこんなにたくさんあるのに手つけてないじゃん」

「いつもいっぱい食べるみたいに言わないでよー」

「こほこほっ、ハクシュッ」

那月「大丈夫ですか？エアコンで体が冷えちゃったんですかね、」

どうぞ、と那月が楽屋においてあるひざ掛けを持ってきてくれる

「もうっ、平気だってば！」

翔「お前の大丈夫は大概、大丈夫じゃねえんだよなぁ、」

ぱしっ、と手を掴まれる

「ぁっ」

当然男の力には勝てないもので、振りほどくなんてことはできない

翔が両手を抑えてる間にトキヤがすかさずおでこに手を当ててくる

「嫌いや！離して！」

手に力を入れて翔の手を振り払おうとするがびくともしない

トキヤ「はぁ、あなたは全く。いつからなんです、」

Aの抵抗も虚しく、熱があるとバレてしまった

「、、、、、、、」

熱があるとバレたのは仕方がない

いや、別に隠したいわけじゃないけれど





でも、自分が熱を出したことによって、周りに迷惑をかけるのは目に見えている

「ぅ、、、、」

レン「リトルレディ、誰も迷惑だなんて思わないよ。だから教えてくれないかい？」

「き、昨日の夜から、、、」

音也「ご飯は？」

「気持ち悪くて食べてないです。」

みんなが詰め寄ってくるから思わず下を向く

那月「大丈夫ですよ、早くおうちに帰りましょうね」

優しく抱きしめてくれて、体の力が抜ける

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