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午前5時前の甘いキス。41 ページ41

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できれば最後まで送ってやりたかったけど。
とりあえず俺は桃井が桐皇の門をくぐるまでを見送った。



桃井を連れて走った道は、特に危ない事はなく無事に走り終えた。


冷たい雪華に散られて、でもなんとなく後ろに桃井が居る暖かさは伝わって。




あんなに人気のない道を、女を連れて走るのは初めてだった。

ただ最近は俺等のチームと敵対するグループの動きは不穏で張られているような感じもあった。
人通りの多い、大通りを避けたのはその為だった。



けど、



「……ここまで、わざわざつけてたの?」


単車の後ろ。
なんとなく気づいた気配に何台かが影から出てきた。




「まっさか。偶然見つけただけだ。可愛い彼女と呑気にデートかよ、やるねー。」



茶化す様な口調の男と、数人の男に囲まれた。
こういう事は確実に近々起こると思ってたしそう不思議でもなく。






「アイツは彼女じゃねーけど。……で、何?」





夜闇に吐かれる白い息はこの重苦しい空気には不似合いだった。
ただ、闇の静けさを裂く様な静かで冷徹な低い声だけが響いていた。




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十逢‐Toa‐より。→←午前5時前の甘いキス。40



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十逢 - ☆抹茶ぷりん☆さんと同意見で実はうちも思ってたんですよ!桃井ちゃん可愛いのに小説すくねぇなー、と!なんで書いちゃいましたね笑 まじですか!応援されてると思うと頑張れる!ありがとうございます! (2014年12月23日 0時) (レス) id: 9318851bac (このIDを非表示/違反報告)
十逢 - 赤司君とのお話し大好きです!!一目見た日に一気読みしちゃいました笑 リスペクトです、ほんと(*^^*) 「尊敬」の一言につきますよ!文才分け与えてほしいです(*´∇`*) (2014年12月23日 0時) (レス) id: 9318851bac (このIDを非表示/違反報告)
☆抹茶ぷりん☆ - 桃井ちゃんとの恋愛物ってあまり無い気がするんですよね。だから、すっごく新鮮で好きですっ!!更新頑張ってください!応援してます!! (2014年12月23日 0時) (レス) id: 8c00b7f1df (このIDを非表示/違反報告)
角砂糖.(プロフ) - 十逢さん» ひぇぇぇえ;;私なんぞの作品読んでくださいましたか。ありがとうございます(*´-`)憧れの作者さんだなんて照れます(//’-’//) (2014年12月22日 23時) (レス) id: ba84b43ebf (このIDを非表示/違反報告)
十逢 - 角砂糖.さん» 角砂糖さんの小説、いつも読まさせていただいています!憧れの作者さんからコメントをいただけで光栄です…!! 桃井ちゃんはガンガン行く系な女子の気もするんですけど、自分が書いてる男主が男主なので…(笑)コメントありがとうございました! (2014年12月22日 23時) (レス) id: e7b369ef52 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十逢 | 作成日時:2014年12月14日 14時

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