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ー54ー ページ8

かなり飛びます!

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【 inホストクラブ 】

カカシside


カランッ


「いらっしゃいませ、お客様。予約していたハル様ですね?」

「えぇ、早速案内してもらえるかしら?」


今店に来た“ ハル ”という女性が、今回のターゲット。

俺達は、猿谷さんの隣で4人並んでいる。


「はい、こちらに本店のトップ4人を用意してあります。

今から説明をさせていただくので、お好みの者を好きなだけお選びください。

まず......そして........最後に......です。」


猿谷さんが、いつもの甘えた声とは全然違う大人びた声で話す。

それを見て、やっぱりプロだなぁと改めて思う。


「そうね...1度そこの左から2番目の子にしようかしら。

あとからチェンジするのもありよね?」


彼女が選んだのは、A。

子供っぽい年下の方が好きなのかな?


「勿論、お気に召さらなければチェンジするのは自由です。

軽い自己紹介をさせましょうか?」


「えぇ、お願い。」


彼女がそう言うと、Aは勢いよく前に出てお辞儀をした。


『こんにちは!僕は“ レン ”です。今日はハル様に沢山ご奉仕させていただきます!』ニッ


凄い演技力だな...

いつもと声も仕草も全然違う。

声は完全に声変わりする前の少年の声であり、動作は一つ一つが大袈裟で、まさに“ 元気な少年 ”そのものだ。


「私はハルよ。貴方、お酒は飲めるかしら?」


『はい!こう見えても、一応成人しているので。駄目.....でしたか?』


Aが上目遣いで、ターゲットを見上げる。

こんな顔で見られたらイチコロだろ←


「!?.....///

今日は、この子を貸し切ってもいいかしら?」


「勿論です!」


全−ハル(堕ちたな( •´∀•` ))


『では、行きましょう、ハル様。ハル様の部屋は、三階のVIPルームです!』


ギュッ


Aが無邪気な笑顔で、ターゲットの手を持ち誘導していった。



ーーーーーーーーーーーーーーー




「ふぅ...取り敢えず、ひと段落だな。」


珀人さんが演技をやめて呟いた瞬間、他のみんなも肩の力を抜いた。


「あとは...Aがターゲットからどれだけ上手に情報を聞き出せるかだな。」

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あゆな(プロフ) - この作品好きです!!頑張ってください! あと、アンケートは、1がいいです!! (2018年3月29日 14時) (レス) id: df7e7f04a9 (このIDを非表示/違反報告)
RIG(プロフ) - 作品とても良かったです、夢主ちゃんのSっ気が言いd('e')b、アンケートは、1がいいです。 (2018年3月29日 2時) (レス) id: 0808126aee (このIDを非表示/違反報告)
snow - アンケートは1でお願いします! (2018年3月25日 21時) (レス) id: 575c0714d7 (このIDを非表示/違反報告)
神鬼寺 白姫(プロフ) - 作品、とても面白かったです。アンケートは1がいいです!これからも頑張ってください! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 53f9303951 (このIDを非表示/違反報告)
桜野 - 作品読ませて頂きました。とても面白かったです!私は1が良いです! (2018年3月21日 21時) (レス) id: d92671e113 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かんみ x他1人 | 作成日時:2018年2月17日 0時

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