僕が認めた天才

第３８話~スカウト~ ページ42

A「湊！？どうしてここに？」

赤司「知り合いかい？」

湊「Aの幼なじみの森山湊です。」

赤司「君が森山湊か。」

湊「君は？」

赤司「紹介が遅れたね。僕は赤司征十郎だ。」

湊「赤司財閥の？」

赤司「ああ。」


それは日本有数の名家が揃った瞬間だった。

A「ちょっと！私を空気にしないで！湊！何でここに？」

湊「ごめんごめん。実はAに会わせたい人がいるんだ。」

A「会わせたい人？」



「やぁ。君が芹沢ソナタの娘。芹沢Aさんだね？」

湊「彼は女子バスケットボールNBAの監督レクトルさんだ。」

青峰・桃井「えっNBA！！？」

レクトル「君の才能はもはや高校生を超えている。アメリカに来て本格的にバスケをしてみないかい？」

A「え？...そんな。高校生を超えているのは彼らだって同じです！」

レクトル「キセキの世代かい？...確かに彼らの才能も魅力的だけどそれは僕の仕事じゃない。...僕は女子バスケットボールの監督だからね。」

A「...」

レクトル「焦らなくてもいい。ゆっくり考えてくれ。...もし、君が心を決めたら湊君と僕の家に来てくれ。いい返事を待ってるよ。」

モブ1「ねぇねぇ！あれってまさか、レクトル監督じゃない？」

モブ２「え！ほんとに？レクトル監督って言ったら、20代にして最強チームを作りたげたって噂だよ！」


桃井「どうするの？Aちゃん？」

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