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明梨先輩と。 ページ32

Aside


明梨「あのさー、宮地がどう思ってるかなんてしんないけど。あたしには気にくわない、迷惑なの。だからはやく別れてほしかった。そのために実行した計画なんて、宮地に信じてもらえて、すぐに成功したけどね。ねえ、これで分かったでしょ?あんたと宮地は釣り合わないってこと。三葉にも協力してもらってできなかったから自分の手で下したまでよ。どう?嘘まくしたてられて愛しの彼氏がそれを信じて別れを告げる気持ち…!サイコーじゃない?」


A「…明梨先輩がサイコーって思うんならサイコーなんじゃないですか?どちみち結果オーライでしょ?だったら私に話しかけるギリなんてないはずですけど。なのにあなたは私に話しかけた。どういう風の吹き回しですかね?」



明梨「…ほっんとムカつくそういうの!」



バシャッ!!



一瞬、なにが起こってるのか分からなかった。

ただ、制服が重くて、頭から水を被った感じがした。


A「…もうあなたがなにがしたいのか分からない…ただひとつ分かるのは、私をいじめたいってこと。宮地先輩と付き合ってたから気にくわないの?だったら…本気で宮地先輩のこと好きなら無理だって分かってても告白すればよかったじゃん!!!それでも、好きでも告白しなかったのはあなたでしょう!?告白できなかったことをあたしに押し付けようとして!悪いのは宮地先輩と付き合ってたあたしじゃない!あたしと付き合ってた宮地先輩に告白できなかったあんただ!!!言いたいことがあるなら言えば?別にここで宮地先輩を敵に回されたってあたしはあたしの言いたいことを言うだけだ!」


言いたいことは言った。


あちゃーとは思ったけど、時すでに遅し。


もうなるようになれと思った。

明梨先輩と。2→←あの日の思い出。



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設定タグ:宮地清志 , おとやん , 黒子のバスケ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:カナリア | 作者ホームページ:http://ALICESKY♪  
作成日時:2015年12月30日 13時

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