混乱。 ページ24
宮地side
近くの横断歩道まできて、
俺が目にしたもの。
それは…
宮地「A…!?」
血まみれになって、
リアカーで倒れているAだった。
その近くには高尾と、
一緒にきてたであろう緑間しかいなかった。
高尾「俺たちも、よく分からなくて…
クラクションを鳴らした音がして、
止める真ちゃんを無視してリアカーこっちまでこいできたら…
歩行者側の信号が青だったのにも関わらず、
突っ込んできてた車がいて…
ほぼ正面衝突って感じでした…
俺は。
呆然と突っ立ってる真ちゃんをよそに、
リアカーで横断歩道まで行って、Aをこっちまで運んできた。
けど、なにすればいいか、分からなくて…!
俺、気づいたら宮地サンに電話かけてた。
今だって、
俺、なに話してるか分からない…
幼馴染みも守れなかった。
宮地サン。
Aのこと、大切にしてくださいね。
俺、
やっと気づいたんだ。
やっぱり、
俺は、
幼馴染みのAが好き…
だからって、宮地サンからとったりはしません。
責任持って、Aを幸せにしてあげてください…お願い、します」
泣きながら話していた高尾。
その話を聞いた俺は、
一緒に涙を流すしかなかった…
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作者名:カナリア | 作者ホームページ:http://ALICESKY♪
作成日時:2015年12月30日 13時