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外に出ると既にレオくんが待っていた
『ごめんなさいっお待たせしました』
月永「んーん!おれも今きたとこだから」
ぎゅっと繋がれた手に引かれ歩き出した
数分後不動産屋さんについた
『え、ね、ねぇ、何聞いたらいいか
わかんな…』
私の問いかけはスルーされ
中に入った
『え、えっと』
こういうのって何聞けばいいんだろう
私が一人うろうろしていると
月永「二人で暮らす家を探していて
防音室とかついてる家ってありませんか?」
おぉ、紳士レオくんだ
「でしたら、こちらの物件はいかがでしょう
将来のことも考えた子供部屋もございますし
防音室も完備です」
それから、レオくんが色々聞いてくれた結果
家を買いました
…こういうのっていろんなとこ行くんじゃないの?
え?そうだよね、やっぱりそうだよね
『大丈夫かな…この先』
でも、きっとあったかいんだろう
そう思うと不安もあるけれど
心が軽くなった
月永「A?」
『っあ、ごめん!今いく』
不動産屋さんと茜色を背に
帰路についた
月永「なぁ、A」
『んー?なぁに?』
月永「子供…何人欲しい?」
…いきなりの爆弾発言やめていただきたい
『と、突然、そうだなぁ…ふたりくらい?』
月永「!わははっおれも二人は欲しい!」
そういうレオくんの顔には
向日葵みたいな温かみを含んだ笑みを浮かべた
『ふふっ、楽しみだね』
帰ったら母さんになんて言おうか
そう思いながら
私は笑みをこぼした
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炎夏(プロフ) - そらうさん» ありがとうございます!!そんな文才なんてないですよ笑 し、師匠はちょっと笑笑 (2018年5月3日 7時) (レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
炎夏(プロフ) - うさみんとさん» 返信めっちゃおくれてすみません!!そう言ってくださると書いた甲斐がありました!次作も!ぜひに! (2018年5月3日 7時) (レス) id: f9723cd64c (このIDを非表示/違反報告)
そらう - 作者さんお疲れ様です。文才ありますね!どうか師匠と呼んでm))殴 (2018年5月3日 2時) (レス) id: 66c4d0e85a (このIDを非表示/違反報告)
うさみんと - お疲れ様でした。とても、面白かったです、次回の作品楽しみにしてます (2017年10月9日 12時) (レス) id: fe02a3a839 (このIDを非表示/違反報告)
アザレア(プロフ) - 全っ然大丈夫です!私もまだ、日和くんつかめないままです笑笑 (2017年7月19日 0時) (レス) id: b01fa5b414 (このIDを非表示/違反報告)
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