検索窓
今日:12 hit、昨日:19 hit、合計:35,874 hit

ページ6

(零side)

零「あぁ。良いぞ。凛月に預けておったのか。」

『うん。りっちゃん猫好きでしょ?』

零「我輩にも預けてくれれば良かったのに」

『拗ねないでよ、私なりに考えた末なの』

凛月「ほら、兄者の同室、体の弱いエッちゃんが
いるでしょ〜。もう1人の子は平気そうだけど」

おのれ天祥院君め、、、。

こういう大事な時に限って、、、。

そんなしょうもない八つ当たりをした。

凛月「兄者、星奏館のエントランスにみかりんが
猫と待ってるからそっから受けとって。」

零「わかったぞい。」

『そういえばみかくん、迷惑してなかった?』

凛月「ううん。みかりんむしろ喜んでたよ。」

凛月「あと、"飼い主が美人さんやと猫も美人さん
なんやね〜。"って言ってた」

『あら♡』

"嬉しい!"なんてにこにこ笑って喜ぶA。

、、、我輩が褒めても反応薄いくせに。

凛月「じゃーね。A。兄者。」

『うん。またねりっちゃん』

零「気をつけるんじゃよ。凛月」

これから仕事だという凛月を見送った。

『もうすっかり夕方になっちゃったね、』

オレンジ色に染まった空をビルのガラス越しに
眺めるAの横顔は相変わらず綺麗じゃ。

零「そうじゃな。」


零「A。我輩影片くんから猫を預かってくるから
ESの外でちょっと待っておっておくれ」

そうAに言いおいて星奏館に向かう。

-----------------------------

零「影片くん。待たせてしまってすまんの。」

影片「ええよ〜。今日はもう仕事もあらへんし。」

影片「凛月君に頼まれたから居るだけやで〜、」

零「凛月の話を聞くと影片くんにも世話をかけて
おったようじゃ。Aの代わりに礼を言おう」

影片「そんなお礼なんて!俺も猫ちゃん達に毎日
癒されとったんよー。」

影片「"猫のおねえちゃん"によろしく頼んます〜」

影片くんはAの事を"猫のおねえちゃん"と呼ぶ。

おそらく凛月が"おねえちゃん"と言っておるからじゃろ。

くくくっ♪Aはあちこちで色んな名前で呼ばれて
おるからのぅ。

〇→←着飾らない君をいつか自分の色に



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (62 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
256人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 朔間零 , 朔間凛月   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Chloe | 作成日時:2022年9月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。