22話 ページ23
皆お風呂に入り終わって時刻は10時半。
さ「Aちゃんはいつも何時に寝るの？」
「えっと…」
さ「あー…いつもとかわかんねえよな。ごめん」
何気なく聞いたつもりだったんだろう。
さとみさんが申し訳なさそうに頭をかいた。
「あ、全然大丈夫ですよ！でも、授業中寝ないように早めに寝てるんだと思います」
こ「じゃあそろそろ寝る？」
「そう…だね」
もう少し…話してたいな…
な「Aちゃん、どこで寝る？」
る「ころん先生の部屋でいいんじゃないですか？」
こ「は？」
「え？」
ころんくんと…同じ部屋…？
同じ…部屋…
理解するまでに少し時間がかかった。
顔がだんだんと熱くなっていくのが自分でもわかる。
な「確かに。ころんが連れてきたしね。それでいっか」
ななもりさんは満足そうに頷く。
「いや、ころんくんにも迷惑ですし私は…」
ソファーでいい。
そう言おうとすると…
こ「別に…迷惑じゃないけど」
そんな声がボソッと聞こえてきた。
「え？」
私は驚いてころんくんの顔を見る。
そっぽを向いて耳を赤くしている。
私と目を合わせるつもりはないらしい。
ジ「ころちゃんもなかなかのツンデレやなぁ…」
こ「は、うるせぇジェル！ぶっ殺すぞ！！」
ころんくんは顔を赤くして
近くにいたジェルさんの膝を叩きながら叫んだ。
り「うるさいよwとりあえずころちゃんの部屋で寝るって事で大丈夫ですか？」
そう言って莉犬くんは私の方へ視線を向けてきた。
チラッところんくんの方を見ると、私の答えが気になっているのか視線を彷徨わせている。
「あ…はい。ころんくんがいいんだったら…」
その時のころんくんの嬉しそうな顔を
残念なことに私は見逃してしまっていた。
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うい(プロフ) - 凄く「今夜、世界からこの恋が消えても」と似てて小説の発売日と照らし合わせたら主さんの方が先にネタ思いついてて腰抜かしました…めちゃくちゃ面白いです😸💞 (2023年2月21日 2時) (
レス) id: ed6dd285e5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーち - ころんくんが家に泊めるときになーくんに電話してたときの泊めるの字が止めるになってましたよ 上から目線でごめんなさいm(_ _)m (2022年5月17日 6時) (レス) @page29 id: 2e0541f151 (このIDを非表示/違反報告)
白玉 - そうです！ 一度検索しみて下さい。 (2019年5月5日 11時) (レス) id: 0b503add46 (このIDを非表示/違反報告)
あうら(プロフ) - 白玉さん» テレビか本とかですかね…？ (2019年5月4日 21時) (レス) id: 5af2deacde (このIDを非表示/違反報告)
白玉 - これ読んだ瞬間「掟上今日子の備忘録」っていうの思いだした (2019年5月4日 20時) (レス) id: 0b503add46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あうら | 作成日時：2018年10月14日 23時
