異世界14 ページ16
桜said
裁縫をして少し経って、部屋の扉をノックされた。
桜「?はい?どちら様?」
ロボ「桜〜?ロボロやけど〜」
ロボロ?なんでロボロが?いつもコンピュータ室にいるのに?珍しい。
桜「はいはい?なんだい?まあとりま上がって?」
ロボ「お邪魔します〜」
私が部屋に案内するとロボロはお邪魔しますと言って入って来た。
やっぱりロボロが子供に見えるんだよな〜。
桜「珈琲で良い?」
ロボ「おん。良えで。」
私は珈琲を2人分入れて持って行った。
桜「ブラック飲めなかったら砂糖とミルク入れてね」
私はそう言ってロボロに珈琲を手渡した。ロボロはありがとうって言って受け取り飲んでいた。
あっ、舌は子供じゃないんだな。
そう感じた一瞬だった。
ロボ「今失礼なこと言わんかった?」
桜「気のせいだよ」
勘鋭いな〜。まあどうでも良いか。
桜「それで?何しに?」
ロボ「いやな?ここ前まで空き部屋やったから監視カメラが付いてたんよ。それを取りに来たんや」
あー。そっか。前まで空き部屋だったんだからだれか勝手に入ってたら大変だもんね。
それの防止のためか。まあ急に仲間が来たんだし忘れてたのね。
桜「それの撤去に来たってことか。どうぞ?」
ロボ「サンキュな。」
ロボロはそう言うと監視カメラを撤去し始めた。私はまた裁縫の続きを始めた。
十分後!
ロボ「ほい。おしまいと。ありがとな?桜」
桜「ん?平気だよ。私も部屋の中で監視されるのは・・・ね」
ロボ「せやな〜。ごめんな?早く気づかんくて」
桜「大丈夫、大丈夫」
そんなこと気にしなくても良いんだけどな〜。仲間なんだし。
ロボ「てかさっきからなにやってるん?」
桜「ん?裁縫だよ。服作ってるの」
ロボ「え?裁縫出来るん?」
おいこら、私のことをなんだと思ってたんだ?私裁縫は得意だからね?
桜「裁縫ぐらい出来るわ。あと料理も出来るよ?」
ロボロはおー。と言っていた。なに?あいつほんとうに私のことなんだと思ってたの?
ロボ「んじゃその服が着られた時たのしみにしてるな?」
桜「ふふ。そうだね〜。これ縫い終わって出来たら1番最初にロボロに見せてあげるよ」
ロボ「お!楽しみにしとるわ!」
ロボロは上機嫌に私の部屋を出て行った。なんかこの服は明日のために縫ってたけど
まだ良いかな?明日の服の分新しく作ろう。この服はのんびり作っていこう。
そう決めた私だった。
19人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mai - ん一とりま神(直球)めっっちゃ面白い、大好き、結婚しy((殴 (2020年5月30日 10時) (レス) id: a7e23c9396 (このIDを非表示/違反報告)
数学少女(プロフ) - ヒカさん» あ、ありがとうございます! (2018年10月10日 16時) (レス) id: 59c671c7bf (このIDを非表示/違反報告)
ヒカ - 続き楽しみにしています!! (2018年10月10日 16時) (レス) id: f0d09edbc2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ