第九話 ページ11
ヤミ「...ウチに来い、オマエの辛い過去ごとき忘れられるくらい楽しませてやるよ」
貴方『...私には、探している人がいるんです』
何故かこの人、ヤミになら話しても良い気がした、この人は、信用できる
貴方『この"力"でその人を傷つけるのが怖くて、村から出てきました...』
先ほどまでざわついていた周りのヤツらがしんと静まり返る
貴方『...今一度、貴方に問いかけます、【私が怖くありませんか】？』
これで、ヤミは嘘はつけない、本当の事を言うしかない...どうせ、私の事を怖がっているんだ
ヤミ「怖いさ、もうチョー怖い」
ほら、どうせ全員言う事は同じなんだ
私が信用できる所なんて、何処にも...
ヤミ「だが、オマエも面白い！」
貴方『...面白い、ですか？』
とてつもなく拍子抜けだ、だけど私と同じタイプのようだ
貴方『...ヤミ団長』
ヤミ「どうした？言ってみろ」
貴方『...私はゾラを探すために貴方と共に行きます、それでも宜しいでしょうか』
ヤミ「構わねぇよ、何ならオレも協力してやるよ」
私は不安そうにヤミを見上げていった
それをヤミはニカリと笑って、私を認めてくれた
貴方『...『黒の暴牛』でお願いします』
私は今にでも泣き出しそうな声で言った、もう周りの事なんか気にしない
貴方『(...何か、ここに居ればゾラに合える気がする)』
私は『黒の暴牛』を選択し、入団試験は幕を閉じた
私がヤミ団長を探しているともう既にアスタと一緒にいた
貴方『失礼、遅れました』
ヤミ「おう、別に気にしてねぇから」
アスタ「あっれぇ！？オレと何か扱い違くないですか！？」
ヤミ「行くぞフィンラル」
フィンラル「ちース」
アスタ「無視ぃぃ！？」
...ヤッバイやっぱり面白いww
先程ヤミに呼ばれたフィンラルとやらが魔導書をめくる
フィンラル「空間魔法"堕天使の抜け穴"」
アスタ「うおぉ！何スかアレ...！」
フィンラルは空間魔法を得意とするのか、見たこと無い魔法だととても勉強になる
ヤミ達がギャーギャー言い合っているとアスタが放り投げられた
ヤミ「おら行くぞ、着いてこい」
貴方『...了解です』
私はヤミ団長の後ろをついていき、着いた先は
貴方『...城？かなりの大きさだな』
その突如私達が見ていた黒の暴牛のアジトが盛大に爆発した
貴方『...いきなり壊れましたけど大丈夫何ですか...』
ヤミ「いつもの事だから気にすんな」
アスタ「いつもの事じゃ駄目じゃないスかぁ！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 48人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kokomi412(プロフ) - ハオミンさん» ハオミン様！コメント有り難う御座います！私もゾラが本当に大好きです！私の小説で一人でも喜んでいただけるようにこれからも頑張ります！本当に応援有り難う御座いますっ！！ (2019年5月19日 7時) (
レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
ハオミン - 私もゾラ君大好きです！素敵なお話をありがとうございます (2019年5月19日 7時) (レス) id: 228eb0b481 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» コメント有り難う御座います(*´ω｀*)これから頑張って活躍してもらいます！私の少ない文章力をフルに活用して！ (2019年5月17日 22時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
メリア - ゾラこれから大活躍しそうですねー (2019年5月17日 22時) (レス) id: edc4abbf43 (このIDを非表示/違反報告)
kokomi412(プロフ) - メリアさん» その死んだ目を好きっ！！なんかあの無気力というかやる気の無さそうな所もまた好きなんですよ！ブラクロのアニメの最新話で私ずっと悶えてました(^o^;)コメント有り難う御座います！ (2019年5月17日 6時) (レス) id: cfc7322f5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kokomi412 | 作成日時：2019年5月3日 14時
