イカしたマスクをした魔導師の幼馴染は最強最悪の...男？女？

第十話 ページ12

崩れたアジトの中から声が聞こえた

？？「ハイ怒ったァー！！！覚悟はいいかコラァ！！？」

？？「いくないけどやろうよ！」

？？「あ〜〜〜〜飲み過ぎた頭イタ〜〜〜」

？？「もぐもぐもぐもぐもぐ」

？？「死ねぇぇぇぇぇぇ」

？？「フシューーー...」

？？「うるせーバカヤロー共ォォ！今日も天使のようにカワイイなマイリトルシスター」

鶏冠のヤンキーに戦闘狂に下着姿の女性にひたすら食べてい人に何かばかでかい人に鏡みて鼻血出してる人...

全体的にうるせぇ！！何だこの集団！！

ヤミ「ようこそ、最低最悪の魔法騎士団、『黒の暴牛』へ」

...ここに来たのは少々間違いかもしれない

するとアスタがばかでかい声で挨拶をした

アスタ「今日から『黒の暴牛』に入るハージ村から来たアスタです！！宜しくお願いしゃァァーーーす！！！」

アスタの挨拶に耳も貸さずに団員達は騒ぎまくる

ヤミ「オマエラ...モノ壊すんじゃねぇ！！」

貴方『そういう貴方が壊してます』

ヤミがそういって壁を殴ると、周りの団員はピタリと止まりこちらに来る

？？「お勤めご苦労様っすヤミさァァーーーん！！！」

？？「団長コレ美味しいよーー」

？？「お帰り団長〜」

？？「団長ちょっといいっスか」

また団長に向かって一斉に話し出す、ごめんもう無理限界

貴方『五月蝿い！【黙れ】！！』

全員「「「！！！！？？？」」」

全員口が開かなくなり驚きを隠せていない、仕方ないじゃん！五月蝿かったんだから！！

ヤミ「あー...すまんが解いてやってくれ」

貴方『【喋って良し】』

私が言霊を解くと全員一斉にこちらを見る

ヤミ「そうかそうかオマエらそんなにオレが好きか！だがうるせー」

全員「「「すいません」」」

流石は団長、団員達に慕われているな

ヤミ「このチンチクリンと背の高い美女が新入団員だ、死なねー程度にシゴいてやれ」

アスタ「今日から『黒の暴牛』に入るハージ村から来たアスタです！！宜しくお願いしゃァァーーーす！！！」(二回目)

貴方『...Aです、所属の村はありません、捨て子だったので』

その一言で全員がまた静まり返る

？？「最果てのハージ村に捨て子ちゃん？二人ともよく頑張ったのね、ご褒美にオネーサンがイイコトしてあげようかぁー？」

そしてその後盛大に吐く女性、その女性の介抱に回った

貴方『大丈夫ですか、お姉さん』

？？「あ、大丈夫よー、いつもの事だから！」

後ろで何か言い合ってるけど無視しておこうと思う

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