十五 ページ15
空は青く晴れていて、真夏の日差しが少し痛い。
空から見る帝都洛昌はとても大きかった。
「この布…、どうして浮いているのですか？」
私は逃げることを考えず、素朴な質問を神官殿にした。
「あ？これは魔法道具だからだよ。おまえそんなことも知らねーの？」
「魔法道具…？」
「魔導師じゃなくても魔法を扱うことが出来る物だ。『迷宮』にはたくさんこの魔法道具があるんだぜ！昨日云っただろ？『迷宮攻略者』が2人もいるって。それでだよ」
「なるほど…」
他にも金銀財宝も手に入るらしい。
『マギ』は『迷宮』を出すことができると教えてくれた。煌はきっとお金には困らないはずだ。
「おまえが攻略する『迷宮』のことだけどよ」
「え…」
「『え…』じゃねーよ。行くんだからな」
「は…はい」
私は断るのが苦手らしい。
「第12迷宮シトリーだ」
「シトリー…」
「まだはっきりとはわかんねーけど、特殊な能力が得られるはずだ」
「はぁ…」
「一応俺も中に入るからな。だからといって俺にばっか頼るんじゃね〜ぞ？すごいからって」
神官殿は褒めていないのに何故か嬉しそうにしていた。
神官殿は見た目は背が高くて大人びている気がしたが、中身は子供っぽい。
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nanomio(プロフ) - 大丈夫ですよ！ (2018年9月7日 22時) (
レス) id: 4c39cbb966 (このIDを非表示/違反報告)
傘(プロフ) - nanomioさん» すみません (2018年8月28日 22時) (レス) id: dc75654661 (このIDを非表示/違反報告)
nanomio(プロフ) - 自分の名前など好きな名前にしたいんですけど。 (2018年8月9日 18時) (レス) id: 4c39cbb966 (このIDを非表示/違反報告)
傘(プロフ) - nanomioさん» どんな名前にしますか？ (2018年8月9日 9時) (レス) id: dc75654661 (このIDを非表示/違反報告)
nanomio(プロフ) - 名前って変えられないんですか？ (2018年8月3日 11時) (レス) id: 4c39cbb966 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：傘 | 作成日時：2016年12月18日 8時
