【銀魂】短編集2 ーあなたの大切な人は誰？ー

沖田総悟に誕生日を祝われてみた~リクエスト ページ23

沖田総悟
ただいまの時刻23:45分。あと15分でAさんの誕生日が終わろうとしています。


屯所の人達や万事屋の人達には誕生日プレゼントやら誕生日のお言葉やらを貰ったあなたでしたが何故か彼氏である総悟からは何も無いのです


プレゼントを貰ったわけでもなくおめでとうと言ってもらったわけでもない…ということは忘れられているのか。


そう考えたあなたはなぜか心が締め付けられ涙が溢れそうになり寝つけず外の空気を吸いに夜散歩に行くことに。


夏の夜空を見上げながら歩いているといつの間にか彼とよく来る公園にたどり着き目の前にあったベンチに座りもう一度夜空を見上げていると、


ｷﾗﾝｯ


あ、流れ星。綺麗だな〜と釘付けになっていると夜風に当たりすぎたのか、くしゃみが出たあなた。


あなた｢寒。まだ帰りたくないな…｣


｢なんでィせっかく見つけてやったってのに。女1人でこんな時間ぶらぶらすんじゃねェや｣


後ろを振り返るとそこに居たのは少し額に汗を滲ませている彼がいます。


あなたは反射的に下を向くと、彼はあなたの隣に座りあなたの膝に紙袋を置くと開けてみろィと言う彼


あなたは紙袋を開けてみると綺麗な赤の髪飾りが入っています。あなたはえ？と言うと彼は当然の顔をして


｢え？って…今日誕生日だろィ。それ、仕方ねぇからくれてやらァ｣


あなたは髪飾りをつけると、ありがとう。大切にするね！と言うと彼はん。と嬉しそうに頷いてくれます。


｢…悪ィ。Aに似合う髪飾り探し回ってたら渡すの遅くなっちまった｣


真剣にあなたを見つめて謝ってくる彼。こんなこと言われたら許さないわけありませんよね、ありがとうその一言だけ言ってください！


彼は照れ隠しに夜空を見上げるとあ、流れ星と言ってくるのであなたも揃って見上げると


ｷﾗﾝｯ


あ流れた！と揃って2人で顔を見合わせるとどちらともなく2人のくちびるが重なります





｢A、誕生日おめでとうごぜぇやす｣

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