no title ページ1
「次、着替え入るよー!!ここ時間ないから、急いで!!
俺らが出来るか出来ないかで、
ライブの質決まってくるからな!!」
私は今、時間と戦ってます。
どういうことかと言うと...
私は舞台衣装として働いていて、
今は三代目のライブの真っ最中!!
初めて担当衣装として働かせてもらっているけど、
慌てすぎて、周りからは邪魔なやつ、
となっている。
そんな時に、
先輩から追い打ちをかけるような言葉を
かけられると、
よりいっそう慌ててしまう...
これだと、
私の初仕事は最悪な思い出となってしまう...
なんて考えてる場合じゃない!!
次何?
着替え?
えっと、どの衣装?
何分あるんだっけ?
やばい!!何も考えられない!!
「お前、NAOTOさんの衣装担当だろ!!早くしろ!!」
「すみません!!」
「謝ってる暇があるなら、早くいけ!!」
「はい!!」
ドタバタしてると、
舞台から三代目のメンバーが降りてきた。
NAOTOさんは?
ジャケットもらって、着替え渡して...
あっ!NAOTOさんいた!
そう思って走った瞬間、
思いっきりコードにつまづいてこけた。
そのコードは、一台のカメラと繋がっていて、
コードは勢いよくちぎれた。
カメラマン「おい、新人!!
お前何やってくれてんだよ!!
これじゃ、すぐに次始められないだろ!!」
周りがざわざわしだして、
あらゆる方向から棘を向けるように私を見る。
「本当に申し訳ござい...」
「謝ってるぐらいなら、退けとけ!!」
涙が溢れそうだった。
こんな日に限ってついてない...
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作者名:三代目が好きなごくごく普通の女の子 | 作成日時:2017年1月19日 16時