# ページ27
そして、魔王がやられるシーン。
「ッああああああああ!!あ、ああ･･････」
「ッハァッ･･････た、おした?」
決まって魔王や、悪役は倒される。
「うぅ･･････これが、誰かを、守る為の･･････力、か。私の、負けだ。勇者よ、好きに、するがいい･･････」
っと、次の台詞は･･････ん?面白い･･････のか?
「無理だ。できない。お前は、生きて償うべきだ。」
まあ、一応言っておいた。
「いいや、私が、生きていては･･････この世界は戻らん。殺 せ、私を。お前、には、出来るはずだ。」
彼女が続けて、出来ないのであらば･･････というと、自らに剣を刺すような動きをする。
その瞬間に、彼女は死ぬときのように(死ぬ人見たことないけど)、力を抜き、倒れていく。
･･････ここで終わりらしい。
彼女の世界から現実に引き戻されると、自分の息は上がってるわ、教室は大惨事だわで大変だった。
「･･････どうだった!?一樹!!あたし的には、こう、もっと!!リアルな倒れ方と余裕が欲しいと思うんだけど･･････」
「そんなこと言ってる場合じゃねえし、平気だと思うぞ。」
彼女もハッとして周りを見回すと、またやっちゃった。とでも言いたげに照れていた。
「ったく、片付けんぞ。」
「うん!!」
まあ、ここまでがいつも通りの日常だな。
ふと、気になることが出来たため、彼女に訊いてみる。
「なあ。」
「ん?」
「お前はさ、どうして主人公じゃなくて、悪役をやりたがるんだ?」
すると、Aは、
「個性の強さ･･････かな。」
「は?そしたら、主人公のほうが強いと思うぞ?」
言った途端に、彼女の目が鋭くなる。･･････やべ、地雷踏んだ。
「そう思われがちだけど、悪役ってさ、台詞数とか、出番、少ないじゃん?」
「そりゃ、脇役だからな。」
確かにそうだと言った彼女は、そこから更に言葉を続ける。
「魔王とかも、そう。だけど、少ない台詞や出番でも、お客さんの印象に残るでしょ?」
確かに。あまりにも脇役すぎると印象は薄いが、敵の中ボス･ラスボスは案外覚えてるもんだ。
「そう考えると悪役って、個性強いでしょ。」
夢中で言葉を紡ぎ続ける彼女。
「そんでさ、魔王とかの役がなかったら、主人公だってモブ同然だし。」
おいおい……
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SARINA(プロフ) - 磯部里菜さん» ごめんなさい。文字数の関係で、直すことは困難でした。ですが、以後、気を付けます。 (2014年12月28日 12時) (
レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
SARINA(プロフ) - 磯部里菜さん» ごめんなさい。趣味を始めたばかりで･･････わからないところもあるんです。教えていただきありがとうございます。 (2014年12月28日 11時) (レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
磯部里菜(プロフ) - 文章のルールは、鉤括弧の前に句点を入れない、……(三点リーダー)は偶数個点が並ぶようにする、といったものがあります。理解してから書いてください。 (2014年12月28日 11時) (レス) id: 4e08e530c9 (このIDを非表示/違反報告)
SARINA(プロフ) - シノ。さん» そうなんですか！？ありがとうございます。 (2014年12月28日 10時) (レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
シノ。(プロフ) - ・・・を…にしてみてはどうでしょう？ 文字数が違ってきますよ？ (2014年12月28日 10時) (レス) id: abf705269c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jazz | 作成日時：2014年7月24日 19時
