強い彼女 ページ29
「なんで怒られてるか、わかってんの?」
一樹、今現在、彼女と喧嘩してます。
理由?勘違いからです。
「だから、誤解なんだって。」
「女の人、よりにもよって萌歌と腕を組んで歩いていたのに、よくそんな事言えるよね。」
まあ、はい。
記念日が近かったんで、サプライズしてやろうと、プレゼント買いに行ってたんすよ。
んで、男遊び激しい、更には俺を狙ってるなんて噂の立ってる、萌歌と出くわしたんすよ。
腕組まれるわなんや色々絡まれたりで、迷惑してたんす。
そこを彼女に見られたらしくって。
「だから、あれは一方的にあっちが絡んできたんだよ。」
こうして誤解を解こうとしたって、冷ややかな彼女の目は変わらないし。
「ふーん。それで言い訳は済んだ?」
ああ!!こうなったら奥の手だ!!
「あん時は、これ買いに行ってたんだよ!」
ヤケクソで買ってきたネックレスを渡す。
「なに?これ。」
未だに不機嫌な彼女。
「もうすぐ記念日だろうが!!そのプレゼント!!お前が欲しがってたやつ俺一人で買いに行ってたんだよ。そしたら、あいつが目ざとく俺を見つけて引っ付いてきたんだよ。」
びっくりしたのか、黙り込んだA。
腕の中に入れて、優しく抱きしめる。
「不安にさせて、ごめんな。」
「なに、言ってんの。」
よし。畳み込むぞ。
「俺には、お前だけなんだよ。A以外、考えらんねえんだ。」
そして、顎を掴んで、クイッっと俺の方へ向け……
「ん……」
「ん!?……んぅ……ぁ」
キスをする。
時々、角度も変えて。
キザだが、こうすればいい……のか?
テレビからの付け焼刃の為、よくわからん。
ロマンもなけりゃ、展開も速すぎたか?
それと、かなり恥ずかしい。
「ん……」
「んぅ……ぷはっ!」
息切れをして顔が真っ赤な彼女。
正直に言おう。
かなり可愛い。
「……一樹……」
「……なんだ?」
もう、誤解が解けたんならなんだっていい。
「あたしは……」
「おう。」
腕を解いて、生唾を飲む。
「あたしはそんなに安い女じゃなーい!!」
「ぐぁうふ!!」
状況を説明しよう。
みぞおちに彼女のとびきりの回し蹴りをくらった。
「ふん!!」
「……しゃれにならない程痛い……」
いや、もうマジでごめんなさい。もうしません。
そんな恐れ多いこと、した俺が馬鹿でした。
「でもね。」
「お、おう。」
なんだ。また蹴りが来るか?
「記念日、覚えてくれててありがと。」
彼女は顔を赤くして、お礼を言ってくれました。
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SARINA(プロフ) - 磯部里菜さん» ごめんなさい。文字数の関係で、直すことは困難でした。ですが、以後、気を付けます。 (2014年12月28日 12時) (
レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
SARINA(プロフ) - 磯部里菜さん» ごめんなさい。趣味を始めたばかりで･･････わからないところもあるんです。教えていただきありがとうございます。 (2014年12月28日 11時) (レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
磯部里菜(プロフ) - 文章のルールは、鉤括弧の前に句点を入れない、……(三点リーダー)は偶数個点が並ぶようにする、といったものがあります。理解してから書いてください。 (2014年12月28日 11時) (レス) id: 4e08e530c9 (このIDを非表示/違反報告)
SARINA(プロフ) - シノ。さん» そうなんですか！？ありがとうございます。 (2014年12月28日 10時) (レス) id: 0ba63ab5cf (このIDを非表示/違反報告)
シノ。(プロフ) - ・・・を…にしてみてはどうでしょう？ 文字数が違ってきますよ？ (2014年12月28日 10時) (レス) id: abf705269c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jazz | 作成日時：2014年7月24日 19時
