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25話・彼との差 ページ26

『おはようございます……。』

野坂「おはよう。」


朝、ばったり廊下で野坂くんと出会いました。
しかし、眠すぎる。


野坂「昨日何があったの?銃声したけど。」

『銃声……?なんの事ですか……。私の記憶の期限は5時間です。昨日の内に言ってくださいよ……。』



実際確かに記憶は忘れやすいが、昨日の衝撃的な出来事は今も鮮明に覚えている。

昨日の事が怖く、眠れなく……今めちゃくちゃ眠い。



野坂「あの片言の英語は凄かったよ。」

『……!!』

野坂「その反応、覚えてるんだよね……?」

『さ、さぁ。なんの事かしら。もしも覚えていたとしても、野坂くんn……?!』


ドンっと音がして、一瞬パニックになる。

ただ目の前の状況からして、私の後ろは壁だ。



野坂「この皇帝に、嘘をついても無駄だよ。」

『わ、分かったっ!す、全て話すから!!だから離れろっ……//』

野坂「全て聴いてから……。」

『確かにあの後、銃を持った人に会ったけど!言ってる事が分からなかったから、何か去って行ったんです!!これで良いんですよね?!』

野坂「なるほど。」



すると彼は、壁から手を離しスッと退いた。

思わず私は、溜め息を溢す。



野坂「あまり、危険な行動はしないでね。」

『わ、分かってるって!』







その後から、私達は何も進展はしなかった。









理由は、私が1週間ほど眠りについたことだった。

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作者名: | 作成日時:2019年4月30日 12時

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