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ケント「俺の親はヒドイ奴です。
でも、金は腐る程ある、彩さんは僕のお小遣いでまかなっています。
それはつまり、僕が良ければ彩さんを住まわせる事が出来るって言う事ですよね？」
祐樹「アホか？
あのなぁ、もし親の会社が倒産したりしてお金がなくなったらどうするんだ？」
ケント「それは……その時考えます。」
祐樹「つまり、今の事しか考えて無いわけだ、」
「お兄ちゃんっ！
そういう勝手なこと言わないで、例えお兄ちゃんでも……ここにいる皆には敵わないんだからね…」
祐樹「知らねーよ、彩…オヤジはアメリカの奴と結婚するんだ、
良い奴だよ、
それに、俺らは向こうに行く、向こうで暮らすんだ、」
嘘…アメリカで？
「そ…そうなんだ…でも…帰らないから……」
そう。帰らない…。
家族よりケント君達と一緒に居た方が幸せだから…
勇「彩…行くよ？」
え？
何処に？
質問する間もなく勇君は走り出した。
勿論勇君は全力疾走。
連君やケント君、悠真君、そしてお兄ちゃんは追いつけることすら出来なかった。
でも、勇君の腕の中にいる私はとっても恐かった。
凄いスピードだし、勇君跳ねたり急ブレーキとかするからとにかく恐かった。
「そ…そろそろ皆待たなきゃいけないんじゃない？」
勇「あ、そっか…忘れてた」
うーん…勇君ぶれない。
私達がいるのは前に行ったたまり場の近くの場所だった。
「勇君、降ろしてもういいから」
勇「え？やだ、」
えー…なんで？
勇君はニッコリ笑って言った。
勇「このまま彩を離さなかったら彩は俺のものだから、」
物じゃない！
「離さないと勇君嫌いになるよ？」
勇「え、彩…俺の事嫌いなの…？」
違うっ！
「いいから降ろして！」
勇「彩ー？さっきも言ったじゃん、離さないって、」
勇君……
「勇君…後ろ、」
勇「うん…。気づいてた…。殺気やばいもんね、気づかないふりしてた。
現実見ないようにしてた。」
悠真「あぁ…だからか、現実を見てなかったから彩を降ろさなくて良いと思ったんだね、納得したよ、」
連「でも、ここは現実だから、彩を降ろせ」
ケント「勇、ゲーセンに出入り禁止……」
勇「彩、降ろすよ、」
ん、ありがと、
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蓮 - あぁ感動! 続きが気になる (2022年3月31日 21時) (
レス) @page31 id: 3e9711505a (このIDを非表示/違反報告)
彩 - めっちゃ続きが気になります‼️彩はみんなのこと忘れたのかな？ (2022年3月22日 11時) (レス) @page31 id: e3da7ca24a (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ - めちゃ感動した！勇君のあそこで終わると、続き気になる！ (2021年7月17日 12時) (レス) id: 12d364c02f (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - あさん» ありがとうございますぅう（泣） (2020年3月30日 23時) (レス) id: 3fda618819 (このIDを非表示/違反報告)
あ - そらさん» 応援します！ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 3e77a425a8 (このIDを非表示/違反報告)
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