第二十一話 ページ23
谷崎「嫌だァ………、もう嫌だ……」
机の上に座り、谷崎さんはガタガタと震えながら何かを呟いて居る。こらこら、机の上に座っちゃいけないんだよー(棒)
谷崎「ぜんぶお前等の所為だ……、『武装探偵社』が悪いンだ！」
歯を食いしばりそう云った後、人質であるナオミさんの肩を乱暴に引き寄せる谷崎さん。羨ましいぜこんちくしょう。
谷崎「社長は何処だ、早く出せ！ でないとーー爆弾で皆吹っ飛んで死ンじゃうよ！」
その、何か所々フレンドリーな感じ？良いと思いますハイ←
太宰「あちゃー」
国木田「怨恨だ。犯人は探偵社に恨みがあって、社長に会わせないと爆破するぞ、と」
太宰「ウチは色んな処から恨み買うからねえ」
太宰さんは微かに目を凝らし、ナオミさんの足元に配置された爆弾を確認する。
太宰「うん。……あれ、高性能爆薬だ。この部屋くらいは吹き飛んじゃうね」
本当は貴方の女性関係のもつれから偶々入手した偽物ですけどね←
太宰「爆弾に何か被せて爆風を抑えるって手もあるけど……この状況じゃなぁ」
国木田「どうする？」
太宰「会わせてあげたら？社長に」
国木田「殺そうとするに決まってるだろ！ それに社長は出張だ！」
「となると」と国木田さんが云って、太宰さんは考える素振りを見せた。
太宰「……人質をどうにかしないと」
ばっ、と二十二歳の二人が素早く動きーージャンケンをした。
太宰さんはチョキ、国木田さんもチョキーー引き分け。次はお互いにパー、そしてその次はーー太宰さんがパー、国木田さんがグー。国木田さんの、負けだ。
にたぁ、と太宰さんが勝ち誇ったような意地の悪い笑みを浮かべ、国木田さんは悔しそうに拳を握り締める。ぐぬぬ…という唸り声も上げる。
さぁどうぞ、と云わんばかりの太宰さんの表情と手の動きに国木田さんは舌打ちをしながら出動する。グッドラックです、国木田さん。
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三日月ピエロ(プロフ) - (名前)さん» マジですか！！ありがとうございます！これからもどうか土下座女をよろしくお願いしますね！！ (2019年4月28日 22時) (
レス) id: 506de80960 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 三日月ピエロさん» はい！先ほど全部読みました！！ (2019年4月28日 20時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)
三日月ピエロ(プロフ) - (名前)さん» ちゃんと細かい所まで読んでくださってありがとうございます！続編も出来れば楽しんで下さいね^^ (2019年4月28日 20時) (レス) id: 506de80960 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 三日月ピエロさん» あそうなんですね。 (2019年4月28日 18時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)
三日月ピエロ(プロフ) - (名前)さん» 分かりずらくてすみません！！実はそういうネタがあってですね……その後に主が所望している「そうなりよ」と続けるまでがワンセットのようなネタがあるんです！ (2019年4月28日 8時) (レス) id: 506de80960 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三日月ピエロ | 作成日時：2018年5月13日 13時
