執事からの愛が重い【まふまふ】

エイプリールフール ページ32

貴「いい？椿」

椿「うん、行くよ姉ちゃん」



そう言って

洗い物をしているそらるさんと真冬のところへ行く

そう、今日はエイプリールフール

嘘をついてもいい日


私達の考えた嘘は

“二人で暮らします”

“実は余命が、、、”とかあまり重い嘘をつくと

本気にされそうなのでこの程度の嘘にした



貴「まっ、真冬！！！」

ま「はい？」

椿「そっ、そらるっ！」

そ「はい」




貴・椿「「今日から二人で暮らします！！！」」


ま・そ「「、、、、、、、、は？」」




目を真ん丸くする二人



ま「お二人で行かれるのですか？」

そ「少々お待ちを、今車を用意しますので、、、」



貴「へ？」



なんか、信じてない？

もっとこう、なんていうか

行かないで的な事言われるかと思った



そ「さぁ、行ってらっしゃいませ」ニタァ



あ、そらるさんにはバレてた



ま「お二人は危険なのでは！？！？そらるさん！？！？」



真冬は気づいてないね




そろそろつまらなくなってきて

ネタばらし

椿と声を揃えて言う



貴・椿「「エイプリールフールでした！！！えへへっ！」」

ま「へ、、、、？」

そ「知っておりました」ニコ



カチンと固まる真冬

怒ったかなと思ったが

やはり怒っているようで

椿はすでに捕まったみたい


椿「わーわーごめんなさいッッ！そりゃるっ！」

そ「嘘をつくお口はここですかねぇ、、、、？」


口に指を押し込まれている

ごめんねぇ、、、、



いまだ固まっている真冬に声をかける



貴「おーい？真冬ー？、、、、、、、、ひっ！？！？」




その途端に、視界が真っ暗になる

そして、鋭い痛み

真冬が、私の首を噛んだ



貴「真冬、、！？痛い、、、っ！！」

ま「、、、、、、、、」ガリッ

貴「あ”あ”っ、、、！！」



血が、出てきた

意識が、保てない

なにこれ、怖い


そのまま、私の意識は消えていった







そ「あ”、血ィ出てんじゃんなにしてんの」

ま「少し嘘に耐えられなくて、ってゆうかそらるさん

椿様気絶してるじゃないですか！？！？」

そ「あぁ、Dキスしたら酸欠で気絶した」

ま「うわ、、、とりあえず部屋運びましょ」

そ「だな」



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次の日

ま「お嬢様のお体に傷をつけてしまいました、、、、、、、、」ズーン

そ「椿様に一ヶ月お触り禁止って言われた、、、、、、、、」ズーン

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