【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

97話 ページ48

そこからはもう自慢のオンパレード



環「そこで俺がーーー」

環「そしたらまさかのーーー」

大して面白くない話をよくここまではなせるものだ。

気持ち悪っ！

私はと言うと「えぇ！本当ですか！？」「すごいです！」「そんなことできるんですか？」「えー！やってみたい！」って

自分で言ってて気持ち悪いわ！！

てか、お兄ちゃんまだ？

始めに名前聞いてるから知り合いじゃないことに気づいてるとは思うんだけど、

また、誰かに捕まってるのかなぁ

何かあったならインカムで何か言うだろうし









銃兎(くそ！飲み物を取ろうとしたら昔の知り合いに捕まってしまった。)
しばらくするとはるねのインカムのマイク音声がはいり、会話が聞こえてきた。
何故だ？
極力話さないと言っていたのに、むしろ会話を繋げてる。
名前を聞いてるあたり知り合いじゃない
左馬刻の舎弟とか？
まぁいい急いで戻ろう

銃兎「なっ！」

銃兎(声出たじゃねぇか！おいおいおい！なんで犯人と接触してんだ！)

いや、違うな。
始めに寄ってきたのはあっちだ。
そうか。相手がはるねに惚れてるのは会話で分かる。
それを利用するんだな。
バカ野郎！危険だろうが！
でも、報告が先か

銃兎『全員に報告。私の妹が犯人のひとりと接触。会話は犯人とのものです。』

はるね(きた！お兄ちゃん！)

視線を前に向けると銃兎がいた。

銃兎『はるねは元よりそのつもりだろうが、できれば取り引きの場所と時間を聞き出してくれ』

はるねは環に見えないようにバックの影に隠れるようにしてOKサインをする

はるね(環。さっきから学生時代の武勇伝をひたすら語ってる。学校関係の話題を振って正解だったな。圧倒的にお兄ちゃんの方がかっこいいけど。まぁでも、この方がやりやすい。よし。やるか)

はるね「環さん本当にかっこいいですね！」

環「そうかなぁ？」

はるね「はい！ちょっとヤンチャな方が魅力ありますもん！」

環「ははは！」

はるね「私もたまには冒険みたいなことしてみたいなぁ」

はるね「なんか、大学の講義とか聞いてて思うんです。何か刺激のある面白いこと起こらないかなぁって！まぁ、そんなことそうそうないんですけどね」

環「、、、ねぇ兎亜ちゃん」

はるね(きた！兎亜ちゃんとかまじでキモイけど、敬語が外れてるのはリラックスして話してるからだし、褒めれるだけ褒めたし！これはきた！)

はるね「なんですか？」

環「ドラッグとか興味無い？」

はるね(あぁ、心の底からムカつく)

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