【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

79話 ページ29

はるね(パーティ用の服っていっぱいあるんだなぁ)

はるねはネットで調べながらそう思う

はるね(うーん。やっぱり背中が空いてるのが多いなぁ。)

はるね(背中は事故の時の傷が真ん中に大きく残ってるからな。オフショルとか腹だしの服は着れるけど、ガバッと空いた服は無理なんだよなぁ)

はるね(お兄ちゃんはきっと黒。じゃあ私も黒の方がいいかな？それとも、白の方がいいかな？敢えての、赤とかもあり。)

はるね「ん"〜！悩むなぁぁぁお泊まりの時に杏に相談しよーっと」

はるね「そーいえば、パーティにはどんな人が来るんだろう」

ｶﾞﾁｬ

はるね「ねーねーお兄ちゃん。」

はるねは銃兎の部屋に行く。

お風呂をあがってセットしていない髪を邪魔そうにしがら、ベッドで座ってスマホを触っていた。

銃兎「ん？」

銃兎は自然な手つきで自分の枕を寄せて壁際にスペースを作る。

はるねは持ってきた枕を銃兎の枕の隣に投げ置き、銃兎の隣に寝転がる。

はるね「パーティってさ、どんな人が来るの？」

銃兎「本当に幅広い。詐欺師、前科持ち、左馬刻とは別のヤクザ、マフィアから医者、政治家、警察、芸能人まで色んな奴がいる。」

はるね「へぇ」

銃兎「何でそんなこと気にするんだ？」

はるね「普通に気になったのと、パーティドレスの参考に」

銃兎「そうだな。地味すぎたらし逆に浮くかもしれない」

はるね「悪目立ちはダメでしょ？」

銃兎「あぁ。」

はるね「女優さんとかもくるってことか」

銃兎「多分お前の知ってる奴も来ると思う」

はるね「へぇ。その人もドラッグを買うために？」

銃兎「いや、普通にパーティを楽しむ人もいる。」

はるね「そーなんだ」

銃兎「まぁ、お前は俺に似てどこもかしこも完璧なんだから深く考えなくても大丈夫だ。」

はるね「確かに、地味な服きても私が来たら最強だからなぁ」

銃兎「まぁ、ゆっくり考えろ」

はるね「うん！友達にも相談してみる」

銃兎「それがいい。疲れただろ。もう寝るぞ」

はるね「はぁい」

銃兎「ん」

銃兎がはるねに掛け布団をかける

銃兎「おやすみ」

はるね「おやすみー」



そうして深い眠りに落ちてゆくーーー

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