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第二の課題、湖の底で何が起こったのかについては、誰もが詳しく聞きたがっていた。みんなはロンの話を聞きたがり、ロンは、ハリーと一緒に脚光を浴びていた。
ロンが話す事件の経緯は毎回微妙に違った。最初は、真実だと思われる話をしていた。少なくともハーマイオニーの話と一致していた──マクゴナガル先生の部屋でダンブルドアが、人質は安全であること、水から上がったときに目覚めるのだということを全員に保証し、それからみんなに眠りの魔法をかけた。
ところが一週間後には、ロンの話がスリルに満ちた誘拐の話に変わっていた。ロンがたった一人で、五十人もの武装した水中人と戦い、さんざん打ちのめされて服従させられ、縛り上げられたと言うのだ。
「だけど、僕、袖に杖を隠してたんだ」
ロンがパドマ・パチルに話して聞かせた。 パドマは、ロンが注目の的になっているので、前よりずっと関心を持ったらしく、廊下ですれ違うたびにロンに話しかけた。
「やろうと思えばいつでも、バカ水中人なんかやっつけられたんだ」
「どうやるつもりだったの？ いびきでも吹っかけてやるつもりだった？」
ハーマイオニーはピリッと皮肉った。ビクトール・クラムがいちばん失いたくないものがハーマイオニーだったことを、みんながからかうので、かなり気が立っていたのだ。
ロンは耳元を赤らめ、それからは元の「魔法の眠り」版に話を戻した。
三月に入ると、天気はカラッとしてきたが、校庭に出ると風が情け容赦なく手や顔を赤むけにした。ふくろうが吹き飛ばされて進路を逸れるので、郵便も遅れた。ホグズミード行きの日にちが迫ってきていたこと、今年はクィディッチの練習がないことで、フレッドとジョージは「Aといる時間が増えるし、クィディッチがない年も悪くはないな」とルンルンで言った。
金曜日の午後、ホグズミード行き前日最後の授業は、二時限続きの「魔法薬学」の授業だった。マルフォイ、クラッブ、ゴイルが、パンジー・パーキンソンの率いるスリザリンの女子生徒と一緒に、教室のドアの前に群がっていた。
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鵲(プロフ) - 豆腐さん» ありがとうございますー！！書いてみますー✊🏻✊🏻💗 (2022年2月17日 2時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - いつも素敵な小説ありがとうございます😭👏🏻フレッドとジョージが若返ったら次は夢主ちゃんが一気に幼くなるのも見てみたいです😖😖お願いします！ (2022年2月16日 22時) (レス) @page50 id: 4fe3c9c074 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 犬好きさん» ありがとうございます…🥺💕これから解き明かしていくのでよろしくお願いします！🥰🥰🥰 (2022年2月6日 20時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
犬好き(プロフ) - お手紙開封怖すぎて震えてたら思ったより…って感じでさらに怖いです…、心臓が震えています…それはそうと、主人公ちゃんが可愛くてしゃーないです、最高！ (2022年2月6日 6時) (レス) @page20 id: a9e49597a8 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 豆腐さん» ありがとうございます〜！！！😭😭🙏💕更新頑張ります！！！ (2022年2月6日 2時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年2月1日 0時
