【文スト】 気がついたら違う世界の神様になってたとかウケるんですけど 【文豪ストレイドッグス】

ウケる　18 ページ19

『あ、あの…金髪のお兄さん…一体どこへ行くんです？』


「もうすぐだ。」



先程の喫茶店をでて階段を登った。
喫茶店と同じ建物の上の階に来い、と彼は言っているようだ。




「着いたぞ」




ガチャっ、と扉を開けた。
扉の先には、なんとも個性的な景色が広がっている。




『…え、と』




いちゃつくカップルに

ラムネを飲む男の人

白い髪の少年は、この前の茶髪の男性を必死に抑えている。



そんな景色を前にしても物怖じせず突き進んだ金髪のお兄さん。

茶髪の男性に話しかけた。






「おい太宰、連れてきたぞ」


「…え？あれ、Aちゃん！！」





太宰、と呼ばれた茶髪のお兄さんは私を見ると嬉しそうに目を輝かせた。
もちろん、私の事が見えていない周りの人は不審な目でお兄さんを見ている。






『お久しぶりですね…？ここは一体。』


「武装探偵社だよ」


『武装、探偵社…？』





聞いたことが、ある。
それもこっちの世界じゃなくて、私が高校生をやっていた世界で友達が言っていた。


でも、そんなのありえない、
だって武装探偵社は、




アニメ、文豪ストレイドッグスの世界にしかないんだから

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