【文スト】 気がついたら違う世界の神様になってたとかウケるんですけど 【文豪ストレイドッグス】

ウケる　14 ページ15

「あら…？案外早かったじゃないの」


「おお！この子がそうなのか！？案外子供っぽいようじゃが…」


「うるせえな…そもそも俺じゃなくてお前らが行ったほうが良かったんじゃねぇの？女だし」




なんというか、一言で言うならカオス。

和室には、色っぽいお姉さんと幼女とイケメンな青髪さん。
その三人がいて、勝手に話を勧めていた。




『へ？あ、あの…？』



私がそう言うと、あぁ、悪いと男の人は言った。




「はじめまして、私は経済担当の神様よ」


「わしは運担当じゃ！」


「俺は自然担当だ、んでお前は動物担当」



いきなりの自己紹介に驚きつつも、この人達が私が見えることに納得がいく。
そうか、神様って他にもいたんだ。




「お前、数年前に気がついたら神になってただろ？
動物担当の神は毎回そうなんだよな…不具合かな…」


「説明が遅くなってごめんなさいね、驚いたでしょう？
貴方が来たあとの集会は忙しくてなかなか開けなくて…」



話によると私は『神様の集会』というものに呼ばれたらしい。
本当なら神になった次の日当たりに開く予定だったらしいが忙しくて開けなかったそうだ。



『な、るほど…だいたい話は分かりました。
私は動物担当だから頭に猫耳が生えてるんですか…？』



ふと抱いた疑問を尋ねた。
神様には猫耳が生えるものなのか気になっていたのだ。



「ん？あぁ、お前の前にも動物担当がいたが、そいつは鼠の耳が生えてたぞ」


「とはいっても数百年前のことじゃ」



なんか私、神様になってから順応能力ついたかもしれない。

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