9.久しぶりに聞いた声 ページ10
「A!! あんた黄瀬くんと知り合いだったの?」
『うん 最近知り合ったの』
「うっそ〜 紹介して! お願いー!」
『……ごめんできない』
私はそう言い残して 教室から出た きっと教室は大騒ぎだ
A今日 会えますか?
昨日の返事をしたいため私は涼太くんに連絡をした
昨日は混乱して何も言えなかったからしっかりと伝えたい
【着信:遊実】
珍しい人から電話だ この子が前に言った
京都の高校に行っている 飯田 遊実だ
《もしもし 遊実 どうかしたの?》
滅多に電話なんてしてこない遊実が突然電話をかけてきたから心配そうに私が電話に出ると
遊実〈何やねーん! 用ないとかけちゃいけないんー?〉
突然の関西弁に驚いていると……
遊実〈ごめんごめん こっちにいるとノリがおかしくなる〜 ねぇ! 今度そっち行くから その時話聞いて?〉
《え? うんわかった 》
遊実〈バイバイ!!〉
突然かけてきて 突然きる 変わってない
明るくてお調子者で自由人
『相変わらず変わらないな』
私はスマホをしまって教室に戻る
黄瀬涼太くん大丈夫ッスよ 部活終わったらそっち向かうッス
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作者名:みちこ | 作成日時:2018年1月5日 14時