5.初めて来た場所 ページ6
高尾くんがリアカーを止めたのはマジバーガーと書かれているお店だった
桃井「きーちゃんあと30分くらいでこっち着くって〜」
火神「あいつが遅いなんて珍しいな」
いきなり会うなんて緊張してたけどこれで少しだけ心の準備ができそう
高尾「先注文しちゃおーぜ」
青峰「お前ら何食うの」
正直に言うとこういうお店に入ったことがない私達は困り果ててしまう
沙葵「オススメは？ 」
青峰「オススメ?? 何言ってんだ お前 」
沙葵「いや 来たことないんだよ ここ」
黒子「え？ マジバーガー来たことないんですか？」
『はい なのでよく分からなくて』
私たちがこういうお店に来たことがないことを知るとみんなはすごく驚いていた
青峰「んじゃ俺がオススメ教えてやるよ」
ということで私達は青峰くんおすすめのハンバーガーを食べることにした
沙葵普通に話してるけどこの人達先輩だよ？
分かってるのかな
高尾「いいよ 敬語とか気にしなくて 部活じゃないんだし！」
緑間「その制服 どこの学校なのだよ」
『桜宮女学院 高等部です』
高尾「桜宮女学院って超お嬢様校じゃねーかよ!!」
沙葵「光聖学院 高等部」
桃井「光聖ってスポーツの名門校じゃない!? 」
青峰「んだよ ふたり揃ってお嬢様ってわけか」
火神「スポーツって何やってるんだ？」
そこから沙葵の話で盛り上がった
昔から頑張っていたのを知ってるから私は一番そばで応援してる
黄瀬「あー ごめん 遅れた って Aちゃん!?」
緑間「15分も遅刻なのだよ 」
涼太くんは驚きながらも一番手前の席に座った
奥に座っている私は目が合うこともなければ話すこともできないだろう
黄瀬「ごめんッスーってAちゃんたちがいるなんてびっくりしたッスよ！」
高尾「たまたま会ったんだよ なぁ Aちゃん」
『あっはい 偶然』
緊張して私は思わず下を向いてしまった
そのまま涼太くんとは話せないまま 解散となってしまった
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作者名：みちこ | 作成日時：2018年1月5日 14時
