忘れ物

31.なんで一緒にいるの？ ページ32

『涼太くん それにみんな？ え？ どういうこと??』

赤司「涼太くん？ 黄瀬と知り合いなのか？」

桃井「なんで 赤司くんとAちゃんが一緒にいるの？ 」

その場にいる全員が混乱していた どうしていいか分からないままみんなが黙ってしまった



緑間「とにかく ここは道なのだよ コートの中に入るのだよ」

黒子「はい そうしましょう 」



ストバスコートに入ったあと 紫原くんが私のことを指さしてきた
そう言えばウィンターカップで 準々決勝を一緒にみた


紫原「あ〜 前試合見に来てたよね 黄瀬ちんの彼女か〜」

赤司「黄瀬の彼女??」

沙葵「A 赤司くんは キセキの世代のキャプテンで 洛山高校バスケ部 キャプテンだよ？」

キセキの世代 つまり 涼太くんと元チームメイト
洛山高校のバスケ部だから 見たことある気がしたのか

『そうだったんだ 知らなかった 遊実と同じ学校なんだとしか思わなかった』


沙葵「そっか 洛山高校なのか 遊実も」

紫原「遊実ちん って赤ちんの彼女だよ？」



えっ_______________!?

嘘でしょ？




『ほん……とに？』

赤司「あぁ まさかこんなことになるとは 思わなかったよ」


黄瀬「A……」

涼太くんの声が聞こえないくらい私は何も考えられない
私はその場にいる遊実の顔も涼太くんの顔も見れなかった

『ごめん 私 帰ります』

混乱が隠せず私はその場から走って逃げてしまった
最後に見えた 涼太くんの顔はすごく悲しい顔をしていた

32.行くな （黄瀬涼太side）→←30.ストリート

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