忘れ物 (ページ20) - 小説/夢小説

今日:6 hit、昨日:3 hit、合計:27,450 hit

19.思い出の全中ページ20

沙葵「クリスマス？そっか今年はAいないのかどうするかな」

『ごめんね沙葵』

毎年私達は３人でクリスマスを過ごしていた
今年は私は涼太くんと遊実は京都の彼氏と過ごすため沙葵はひとりになってしまう
そのためどうするかすごく悩んでいる

『大会は何日から？』

沙葵「私の学校シードだから 26日からだよ」

『毎年クリスマスの辺りにしなくてもいいのにね？』

沙葵「ほんと今年で先輩達最後だから笑って引退してほしい」

ということは涼太くんも大会前だよね？
いいのかな私と遊んでて……。

『涼太くん大丈夫なのかな？』

沙葵「さぁ？どうかな本人に聞けばいいんじゃない？」

『そうだよね』

もし私のために無理してるならそんな無理はさせたくない

沙葵「冬休みは大会あるからなかなか会えないかも」

『毎年遊実と大会見に行ったの覚えてるよ』

沙葵「去年は1人なのに来てくれたもんね」

いつも決勝戦を見に行くと決めていた
沙葵は毎年決勝戦で大量に得点を決めている

そう沙葵も涼太くんたちとおなじ＂バスケ＂をやっている

「相変わらず洒落たところで食ってんな」

聞いたことある声で後ろから声をかけられた

沙葵「あれ青峰くん」

青峰「よぉー大会前に随分余裕そうだな」

桃井「何言ってんの？会えて嬉しいくせに～」

青峰くんの後からさつきちゃんがひょっこり顔を出した

桃井「青峰くんったら沙葵ちゃんがこのお店にいるって知ったら暇だから行くぞって!!」

青峰「あ？お前が行くって言ったんだろ？」

沙葵「そちらこそ大会前なのに余裕だね～それじゃ今年も＂洛山高校＂が優勝かな～」

『洛山高校？』

桃井「キセキの世代のキャプテンだった人が行った高校なんだ！」

涼太くんたちが中学校の時すごく強かったというのは沙葵から聞いて最近知った

そこのキャプテンだったなんてすごい人だということはすぐ分かった

『なんて名前なの？』

桃井「えっとね((

さつきちゃんが名前を言おうとした時
私のスマホがなった画面には

涼太くんの名前

私がさっき部活終わったら連絡してほしいとメールを送ったからだ

『ごめん涼太くんから』

沙葵「早く出なよ」

私はお店から出て涼太くんの電話を出た
12月中旬になるとかなり寒くなり私は思わず

『さむっ……』