忘れ物 (ページ19) - 小説/夢小説

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18.父親ページ19

涼太くんと付き合い始めて 2ヶ月が経った
街の風景は一気にクリスマスになってきた

黄瀬「A！」

あの日から涼太くんは私のことをAと呼ぶようになったやっと少しずつそう呼ばれるのに慣れてきたが

黄瀬「名前呼ぶ度にまだ顔赤くしてくれるなんて嬉しいッス」

顔は真っ赤になっているみたいだ

黄瀬「クリスマスの日イルミネーション見に行かないッスか？」

『イルミネーション？行きたい!! 』

黄瀬「どこのがいいかな？」

涼太くんはスマホでイルミネーションについて色々調べてくれている

『イルミネーションどこのが綺麗なんだろう』

黄瀬「青の洞窟とかどうッスか？」

＂青の洞窟＂渋谷にあるとても綺麗なところだっと
クラスの人が話していた気がする

『うんそこに行きたい!!』

黄瀬「Aが大丈夫だったらそのまま家くる？」

『あーうん！行く!!』

黄瀬「お父さん達大丈夫ッスか？」

『大丈夫大丈夫！』

あれから父と涼太くんは何度も家の前で会っているが父は涼太くんのことが見えないかのように扱っている

私は涼太くんに謝るしかなくてそれがすごく悔しかった

黄瀬「わかったッス今度 Aのお父さんにちゃんと会いたいッス」

『伝えておくね』