テニスの王子様 短編集

秘密 菊丸英二 ☆リク ページ26

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三人でお弁当を食べていると
英二が可愛い女の子に呼ばれていた。

｢行ってくる!｣
｢うん｣
｢いってらっしゃーい｣


ああ、そうだ、あの子
2年で１番可愛いって有名な子だ。

もし英二が告白されて
OKしちゃったら、
もう三人でお弁当食べれないのかな。

って不安になるのは
英二が好きだから。

｢不安?｣
｢え?全然｣
｢素直じゃないね｣
｢本当ですー｣

それ以上周助は何も聞いてこなかった。

それから、英二が帰ってきた。

｢泣かせちった｣

そう言ってバツの悪そうな顔で頭をポリポリかきながら
苦笑した。

｢そっか｣
｢好きな人いるからって言ったら泣いちゃった｣


いるんだ、好きな人。


誰?って聞きたかったけど、
聞いたら、この関係が崩れちゃいそうで
怖かった。

｢俺、好きだから!｣

指を指された。

｢へ?｣
｢だーかーらー!!好きなの｣
｢え?私?｣
｢そう!｣


びっくりした。

周助ははじめから知ってると言わんばかりの顔で笑っていた。


｢あ、英二。見られてる｣
｢え?え?!｣


今になって顔を赤く染める英二に
好きだよって呟いたのは
秘密です。


…………………………

やや☆さん、遅れました。
ごめんなさい。

またリク下さいね!!

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