素直になりたいのは君のせい2【月永レオ】

ガール…フレンド(彼女) ページ48

ク｢A〜…なんか疲れてない？会場までそこまで遠くなかったでしょ〜？｣

『ちょっとね…色々とあって』


レオとは途中まで一緒だったが私は観客側だからしばらくの間お別れ


ク｢なんとなく察した！ついてきて！式まで少し時間あるしね〜！｣

『わ、分かった。どこ行くの？』

ク｢実はここ私のダーリンが経営してるとこなんだよね＿＿＿｣

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『こ、これで行くの…！？』

ク｢そうだよ？周りの人も同じだし〜！さっきの服だと悪目立ちしちゃう｣

『そう。ありがとう』


一時はどうなることかと思ったが、これも優しさかな。外国人のコミュニケーションとかはよく分かんないけど…
それにしてもこういうのきたことないから恥ずかしい


ク｢そろそろ始まるちゃんと見えるとこにいこっか〜！｣

『あ、ちょっと…！』


周りを見ればやっぱり同じ服装の人が多い
相変わらず英語は聴き取れない

改めてレオって海外で作曲者として注目されていて日本にくるとアイドルとして人気で、
本当凄い奴なんだって実感する
そんな奴と付き合ってる私ってどうなんだろ


ク｢ほら、あんたの彼氏よ〜！｣

『ちょっと、声大きいって…！』


こちらの声が聞こえてきたのか目が合った
こちらに微笑んでは視線を戻した
はぁ！？何あれ、あんな少女漫画みたいなことあってたまるか…


ク｢Aもつくづくいい男を持ったね｣

『そうですかね…』

｢クレアお友達かな？｣

ク｢アーサー！レオのガールフレンドよ｣

ア｢そうなのかい。初めましてクレアの彼氏のアーサーだ｣

『初めましてAです。』


まさかの既婚者、ていうか流石外国人。顔が整ってる美男美女すぎる
旦那さんも日本語がお上手で


レ｢アーサー！久しぶり〜！｣

『っびっくした、抱きつくな』

ア｢久しぶり、ごめんね、忙しくて連絡が取れなくてね｣


公共の場だからもあるけど抱きつくなんてできないのに外国ってなんでもありなのか
他にもそんな人いるし


レ｢全然大丈夫！ていうかAその服さ凄く可愛い……｣

『顔…近いって…』

レ｢キス…していい？｣

『人いるから…！』

ク｢全然いいわよ〜しちゃっても〜！｣


頬を両方とも塞いで長いキスをされる
なんで誰も止めないのさ


『っはぁ…長いわ！』

レ｢お前こういうことしても抵抗しなくなったよな｣

『…諦めてるだけ』

レ｢わははっ素直じゃないAかわい｣

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