無気力系チートは今日も...

にじゅうに ページ24

黄瀬side


もうホントなんなんスかね…

姉ちゃんがモデルに応募なんてしなかったらこうなってなかったんスかね？

いや、どうせ女なんて顔なんだから一緒ッスよね…

ほら今だって…


「「「キャーーー黄瀬くーーん/////」」」


どうせ顔"だけ"なんだろ？

まぁ今こんなこと考えてても仕方ないしとりあえずどこかに隠れるか




うーん、今の時間なら図書室ッスかね？









−図書室−



ガラッ


黄瀬「誰もいないッスよね…ふぅ、良かった」


そう思ったのもつかの間、1人の女子生徒…らしき人が歩いてきた。


黄瀬(ついてないッスね…ま、テキトーにあしらうか)


黄瀬「どうもッス！あーサインあげるんで、今回は見逃してくれないッスかね？」


貴女(あ、コイツ絶対メンドイやつだ)←


女は少し俺の顔をジッと見たかと思ったら、すぐに目を逸らして出ていった。

え？出ていった？？

え、つまり…俺、に…興味がない？

まだ完全に信じきった訳ではないが、


黄瀬「少し興味わいたッス！」

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