16話 ページ19
夢主side
「…ただいまー、、」
って言っても返事は返ってこないけどね…カンッ
ん?あっ…鴉、なんかくわえてる…
あっ!イーくんの鴉かも!!
ガラッ!
うん。この子はイーくんの鴉だ!
「どーしたの?あっ…お手紙?!暁から?!」
そー聞くと、、カー−と鳴いた。
答えてくれた
「お疲れ様ありがとうね」
そう言うと、また、一つ鳴いて飛んでいった。
「わー、嬉しいな。なんて書いてあるのかな?」
えーと、あっリーダーから!
なになに?
ペ『ヤッホー−!ミヨ！元気?
僕は元気だよー！任務は進んでる?
やっぱりミヨがいないと寂しいねぇ。
みんなも少し前より暗くなった気がするし、
後、前よりも僕の扱いが日に日に酷くなってる
気がする！
この前なんかね＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿っていうのがあったんだよ!?
どー思う?まったく、オレリーダーなのに！』
プフッ…リーダーらしいな。ほとんど、愚痴じゃん…
あっ…
ペ『p.s 任務が終わったらたまにはみんなでどこか
行こうか！だからミヨ、頑張ってね。
みんな、この頃任務続きだから手紙は書けないけど
応援してるからさ!』
…エヘヘ
私はリーダーからの手紙をくしゃくしゃにならないようギュッと抱きしめた。
……頑張らないと
みんなが待っててくれてるんだから。
でも…やっぱりこの里にいたいと、思う気持ちがある…
「…やめやめ！」
今はこんなこと考えてたって意味ないもん!
寝ないと!
このとき二匹の狼が心配そうに見つめていたことを
ミヨは知らない
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作者名：みや | 作成日時：2017年12月27日 0時
