31話 ページ34
ナ「忍者やめろってどーゆことだよォ!!
そりゃさ!そりゃさ!確かにスズ取れなかったけど!
なんでやめろまで言われなくちゃなんねェんだよ!!」
カ「どいつもこいつも忍者になる資格もねェガキだってことだよ」
その言葉に反応したのかサスケ君がカカシ先生に向かっていった
けれど
カ「だからガキだってんだ」
と…言いながらカカシ先生はサスケ君の上に乗っていた
サク「サスケ君を踏むなんてダメーーー!!!」
…サクラ;
カ「お前ら忍者なめてんのか、あ!?
何のために班ごとのチームに分けて演習やってると思ってる、つまりお前らはこの試験の答えをまるで理解していない…」
ナ「答え!?」
カ「そうだ、この試験の合否を判断する答えだ」
サク「だから…さっきからそれが聞きたいんです」
ナ「あ〜〜も〜〜!だから答えってなんなんだってばよォ!?」
私は小さくため息をつくと
「…チームワークだよ」
…もう慣れちゃった
「…4人でいけば…スズ…とれたかも…しれないでしょ?」
そう言うと
サク「ちょっと待ってよ!なんでスズ3つしかないのにチームワークなわけ?4人で必死にスズ取ったとしても一人我慢しなきゃなんないなんて、チームワークどころか仲間割れよ!」
カ「当たり前だ!これはわざと仲間割れするように仕組んだ試験だ…自分の利害に関係なくチームワークを
優先できる者を選抜するのが目的だった
それなのにお前らときたら……サクラ…
お前は目の前のナルトじゃなくどこにいるのかわからないサスケのことばかり…ナルト!
お前は一人で独走するだけ…サスケ!
お前は3人を足手まといだと決めつけ個人プレイ
たしかに忍者にとって卓越した個人技能は必要だ…
が、それ以上に重要視されるのは“チームワーク”
チームワークを乱す個人プレイは仲間を危機に落とし入れ殺すことになる…例えばだ…
サクラ!ナルトを殺せ、さもないとサスケが死ぬぞ」
ナ「え!!?!」
…例えばって言ったじゃん
カ「と…こうなる、任務は命がけの仕事ばかりだ!」
そう言うとカカシ先生はある石の所に歩いて行った
…あの石…
カ「これを見ろ、この石に刻んである無数の名前…これはすべて里で英雄と呼ばれている忍者達だ」
ナ「それそれそれそれーっ!!それいーっ!!
オレもそこに名を刻むってことを今決めたーっ!!
英雄!英雄!犬死になんかするかってばよ!!」
あ「_っ!ダメだよナルト!」
ナ「え!?」
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作者名:みや | 作成日時:2017年12月27日 0時