Chara Change ！ 0 - ① 《藤咲なぎひこ》 (ページ13)

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『私なでしこといると一番楽しいよ？』

な「…もう、そういうとこよ。危機感を持ってほしいの」

て「まあまあ」

なでしこは大きくため息をついた。

え、どういうとこ？！全然分かんないんだけど…！！

カ「ごめんねなでしこ、Aちゃん鈍感なんだ…」

な「なんとなく分かってたわ」

カリンは分かってるみたいで、なでしことしゅごキャラたちの3人の会話になっていた。
私だけ置いてけぼり…！

な「まあいいのよ、気にしないで？」

『そういうこと言われると気になるじゃん！』

結局その日は質問し続けてもはぐらかされるだけで何も教えてくれないまま、なでしことは別れた。

私は家に帰り、お風呂などを終えて部屋に寝に行く。

『ねえカリンー？』

私はベッドに横になると寝返りをうってカリンが寝ようとしているたまごに向かって話しかけた。

カ「ふあぁ…どしたのAちゃん？」

『なでしこどうしちゃったの？』

カ「まだ気にしてるのー？」

カリンは眠そうに目を擦って呆れた顔で言った。

カ「…まあ、複雑な乙女心ってやつ？」

『なにそれ？』

ていうか乙女心って女の子に使うものじゃないの…？
なでしこって男の子だし。

カ「まあ、そのうちAちゃんにもそういう時がくるよ…ふぁ～…おやすみ」

『ええー？寝ちゃうの？！』

カリンはそれだけ言ってたまごをとじて寝てしまった。

私はしょうがないから諦めて部屋の電気を消して寝た。

『おやすみカリン』

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