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｢うそだよ。みんなそう言って離れてったもん、棄ててったもん。
イメージ通りじゃないことを、ひとつでも選択肢を間違えたらみんないなくなったもん！｣
side立花いづみ
腕の中で震えるこの子はどれだけ傷つけられてきたのだろうと思った
彼女が演技してるのは知っていた
それはねおきのときみせる姿などですぐに
でも根元はどんなに演技してたって変わらない
そしてようやく本音に触れた気がした
立花｢あのね！捨てるとか捨てないとかじゃないよ
私たちは仲間、家族みたいなものなの
私たちにはあなたが必要なの、あなたには必要じゃないの？｣
どう？と真剣に見つめれば揺れた瞳
立花｢アイドルのAじゃなくて、1人の月永Aに聞いてるの。
A、また帰ってきて欲しい。一緒にまた暮らそうよ。ね？｣
お願いと抱き締めれば彼女は涙を零した
｢っ･･･要らないって言わない？｣
真澄｢言わない｣
幸｢言うわけないじゃん。何余計な心配してんの｣
左京｢ガキが余計な事考えやがって｣
咲｢Aちゃんは僕ら、この劇団に必要な子だよ。｣
｢っ･･･ありがとう｣
そういった彼女はテレビで見るより小さくてか弱くて
普通の女の子だった。
そう、彼女は私たちと何も変わらない、一人の人間だったのだ。
。
。
｢すみません、お待たせしました。やっと眠ったみたい｣
あのあと泣き疲れて眠ったAちゃんを布団に眠らせリビングで話し合いをしていた
万｢まさか、あんなに抱え込んでたとわな｣
天｢でもわかる気もするな。あれだけ人気なんだ
いろんな柵があるだろ、事務所もでかいしイメージ戦略ってのもある。
それで身動き取れなくなってたんだろうな｣
幸｢ぽんこつ役者の癖に詳しいじゃん｣
いづ｢そうだよね、今人気絶大のアイドルだもん。
好きなようには出来ないのが当たり前だよね。
あーでも何か力になりたいな。笑えるようにしてあげたい｣
天｢ここにい場所があるってだけでも救われてると思うぜ。｣
至｢そういうもん？｣
いづ｢そうだといいけど･･･あ、家の人に連絡しないと！お兄さんも探してたみたいだし｣
幸｢え、教える必要ある？あんな事したんだよ？｣
いづ｢だとしても、なにか理由があるはずだもん。それがきっとあのこのためになると思うんだ｣
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夢花(仮垢) - この物語を読んで勇気が出ました。ありがとうございます！えと、伝えたいこと沢山あって、ここだと２つに分けると他の方のコメまで下に行って消えそうなので、こみゅーで伝えます(( (2018年8月3日 1時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
豆犬(プロフ) - 最初から最後まで今日一気に読ませていただきました!!内容が良く、すぅっと物語に吸い込まれるような感じでとても読みやすかったです(*´∀｀)本当に良い作品だな！と思いました。そして、完結おめでとうございます。最後にお疲れ様でした(*´∨｀*) (2018年7月26日 18時) (レス) id: 7127065132 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - Assamさん» コメントありがとうございます！私もなんだか寂しい気持ちですが完結させられて良かったです。応援ありがとうございます、気持ちに答えられるよう頑張ります (2018年7月15日 18時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめの(プロフ) - 瀧本晴菜さん» コメントありがとうございます。ついに完結致しました長々とお付き合い頂きありがとうございました！これからもまたよろしくお願いします (2018年7月15日 18時) (レス) id: 89782e0b63 (このIDを非表示/違反報告)
Assam(プロフ) - 完結お疲れ様でした！少し寂しくなりますが、最新作まってます！ (2018年7月14日 0時) (レス) id: e72b17aad7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめの | 作成日時：2018年6月10日 20時
