GTO2014 Part2

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桐谷side


あの演劇の日がおわり、それ以降あいつが学校に来ないでいる。



鬼塚｢AA…は今日も休みっと。なぁ誰か知らないか？家に行っても帰ってきてないみたいだし｣


しかしみんなは知らないと言っている。
俺もEinをしているが既読にはなっているものの、返事が帰ってこない。



加奈子｢誰かにやられた？｣

麻里子｢いや、だったら既読にならないでしょ？｣

さつき｢男に振られたはぁーん？｣

佳永子｢そんな柄じゃないし｣

智美｢葛木、あんた幼馴染でしょ？なんか知らない｣



教室をでようとした葛木は、一旦止まって女子達のほうに振り向いた。

隆一｢知らない｣



俺はスマホを開いて画面を開いたが、昨日送ったまま変わっていない。

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