【黒バス】私の姉は…。2

No.52 ページ6

母「っ…イラつかせるわね…！！((顔が真っ赤になる」

『…。((無視して部屋に戻る』




．




．




．


ーカチャンー
部屋の中に入る


『…はぁ。』


．


何か後ろの方でまた何か言ってたなぁ…。
まぁ今日は聞く気ないけど。


いつでも話聞くの疲れるし




．




．


性格…悪くなったなぁ。
多分…今日初めてお母さんをからかったかもしれない。

大体はいつも言ってることスルーしてるし。
ま、いいか…。
どうせいつも言われてるし…。

性格は自分のせいもあるけど…あと半分は…



．



親のせいだ。



．




．



『…。((目線を机に移す』



．


また姉さん入ってきたんだ。
…だからこんなに甘い香りするんだ。


姉さんは甘い香りがする…。
と言っても別に香水とかを振ってる訳じゃない。
部屋の芳香剤。

後は多分ジャンプーかな。


私とは全く違うシャンプー…
…全く違う芳香剤…


何もかもが違う。


．





．



…何かやっぱりモヤモヤする…。



．


散歩してこようかな…。
どうせお母さんはもう寝室の方でテレビ見てるだろうし…



．



．



うん、静かに出よう。
鍵と携帯と財布持って…。




．




ースタスタ…ー
静かに玄関までの廊下を歩く



．


ーガチャー
リビングのドアが開く



『っ！！((目を見開く』

父「っ…A…。((目を見開く
…ど、どうしたんだこんな時間に…。」


『…寝つきにくいので散歩に行こうと。』

父「そっそうか…何かあったら連絡しなさい。」


『…ありがとうございます。((そう言い顔も見ず出ていく』


．



．




ー外ー


『…。』



．


…気を使わせたなぁ。
お父さんは多分…お母さんの事で私に罪悪感を抱いてる。

…でもそれは……ただ罪悪感を抱いてるだけ。
それ以外に何もしようとしてない。


…まぁいいけど。
早く高校生になりたい……。
こんな息苦しい家には……もう。

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