『桜の森の満開の下』 三話 ページ4
明るい日差しが差し込む今この瞬間。
小鳥の美しいさえずり…、ではなく、爆弾が落ちたかのような物凄い衝撃音で目を覚ました。
…え？図書館爆発してないよね？大丈夫だよね？
ここは安全ですよね…？
普段なら二度寝をしたり、ゆっくり眠気を覚まして支度(着替えて寝癖を整えるだけ)してで朝起きてから部屋を出るまで１時間はかかるけど、今日はそれどころではなかったのでなるべく早く着替えて髪を整えてすぐさま部屋を飛び出した。
寝癖を整える必要はない？
いいえ。私はレディーよ。
たとえ命の危機があったとしてもお恥ずかしい姿を人前に晒すことなんてできませんよ。
…ここからお察ししていただけると嬉しいが、何より私は寝起きが本当に弱いというかやばい。
寝相が悪すぎて朝起きた時は必ず髪の毛がいろいろとすごいことになっている。
まぁそんなことはさておき、今日は10分ちょいで支度できたもんだから我ながらすごいと思う。
誰でもやろうと思えば出来るものなんだね。
そんな悠長なことを考えながら音のした方へ急いで向かうとそこは図書室だった。
私はもうとにかく夢中だったので普段なら絶対しない、ばぁーんっというような効果音が出るくらい乱暴に扉を開けた。室内にいた者たちから物凄い視線を浴びたのはいうまでも無い。
A「あ…、あれ…？」
そこに広がっていたのはいつもの図書室。
強いて違いを言うのならば端っこの方の机と椅子が壊れかけていたくらいだった。
太宰「あ！望月先生！おはようございます！」
中原「おそよーさんー。」
徳田「あ、望月さん。おはよう。いや、もう昼だからこんにちはだけど。」
ひ、昼…！？
A「私そんなに寝てました！？」
ネコ「あぁ、ぐっすりにゃ。この前の潜書の疲れがまだ溜まっていたのだろう。それは仕方のにゃいことだ。」
そうなのかなぁ…。
あまり疲れている感じはしてなかったけど。…っていうか！
A「館長代理いつの間にここに…？」
幽霊、とかじゃ無いよね…？
瞬間移動できる猫とか聞いたことないじゃん！？
あ、でも喋る猫も聞いたことないか。
ネコ「にゃにを言っておる。吾輩は最初からここにいた！秋声、そうであろう！？」
徳田「え、あ、はい。」
島崎「もしかして、館長代理も地味説？存在感がないということは否定できないよね。それによりによって地味な秋声に助けを求めているし。」
確かに…。幽霊説より地味説の方が濃厚かも。
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキー文アニキャラクター
坂口安吾
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朱(プロフ) - 鈴桜さん» 【桜の森の満開の下】編はどうでしたか？ご期待に添えなかったらすいません。次回からはガランと風景が変わってきますので、ご用心を…！(笑) (2020年9月13日 20時) (
レス) id: 1e939bb742 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 桜の木はこれで終わりやぁ……今度は、確か朔君の作品で室生先生が登場する！！ (2020年9月13日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
朱(プロフ) - 鈴桜さん» いつもありがとうございます！すいません、色々と私の自己解釈と妄想が入っているので…。最終的には上手く持っていくつもりなので気になりながら見てもらえると嬉しいです！ (2020年9月13日 16時) (レス) id: 1e939bb742 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - な…な…まさか、あのシーンが桜の木にのってたの！ そして、あの場面前に木から飛び降りた！！ｳﾜ~~続きが凄く気になります…芥川先生達の顔も面白い (2020年9月9日 18時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
朱(プロフ) - 鈴桜さん» そうなんですよね。結局当たりプロマイド当たらなかった…。いつもいつも応援ありがとうございます！これからもより良い作品になるように頑張りますね！ (2020年9月8日 21時) (レス) id: 1e939bb742 (このIDを非表示/違反報告)
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