キモチワルイので切りますね【浦島坂田船】

迷った ページ32

先輩｢あ〜、うらた君達！またクラブ見学来てよ〜｣





せ｢時間があったら行きますよ｣








3人目。




なんだかんだギャーギャー騒がれて
スルーの方針で教室を出ようとしたが。
無理やり連行され






5人での移動。


やっぱりおかしい。
何が楽しいのかわからない


それに何より



先輩｢楽しみにいてるね〜｣





３年生の結構ケバい先輩に度々妨げられる

なかなか前に進まない。
授業遅れる





し｢……全く。うらたさんが手振ったりしたから、、｣


う｢ごめんって、俺だって中学の時のノリでやっただけなのにさ、勝手になんか……ね｣








｢はぁ……｣っとため息をつく

つきたいのはこっちだよ。







せ｢どうしましょ、部活とか入るつもりないのにね｣







苦笑いを浮かべる

部活か……。

人間関係ごっちゃごっちゃになりそうだし

めんどくさい


中学のときはそれなりに運動部も文化部も経験したけどすぐにやめっちゃたし


美術部も、対した目標もないし、
顧問の雑用ばかり。

おまけに先輩はうるさいと来た


バトミントンもしたけど結局は先輩達がキツすぎて無理だった


全部人間関係なんだろうな……

こんなことでやめた自分が悪い気もする









さ｢あっ、やばい！！始まる！！｣









し｢あっ、ほんまや！？あと3分！！｣







おいおいおい。

＿＿＿＿








｢ﾁｯ……｣



時計は既に授業時間から10分すぎてる

今頃普通の生徒はしっかり石にお尻をくっつけて

呪文にしか聞こえない授業を聞いてるんだろうな

でも今、自分の目の前に見えてる景色からしてそうではないんだよ。

いつもなら目の前にうざいやつの頭が見えるのに

今見えるのは


窓。



窓。



窓。








窓。窓。窓。窓。窓。








これは多分……








さ｢ァァァ！！まよったぁぁ！！｣
う｢さかたが近道だって言うから来たのに｣

し｢やばいやばい！！数学の雷ジジイに怒られるで！！｣





ゔああああああ！！！なんて奇声をあげ出す3人目

叫びたいのはこっちだよ。






だいたい、この4人と行動したのが間違いだった

それに黙ってついていくのも


でも交流教室ってどこだよ。
まじで。





あの、3人目を睨みつけるもキチリすぎてこちらには見抜きもせず

イライラが溜まる







｢クソが｣

せ｢結構、突発にそんなこといいはるんですね｣





後ろを振り向くと
ニコニコっと笑う4人目が





やっぱりコイツも嫌いだ
ニコニコしすぎて何考えてるのかわからない






｢別に｣

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