苦い彼女を甘くする。【F.T】【黒バス】

魔導士ですが魔法は使いません。 ページ27

ラーヴェside








スティングには悪いけど…









私は今、魔法は使わない。









使ったら不吉な事が起こる気がするから。









「あっ、ホントにいた…」









「スティング、殺っちゃって。」









「漢字…。」









「お前ら、魔導士か！！」









「だから何だ！」









多分、魔導士というキーワードが出たということは…









奴等も魔導士ね。









「スティング、コイツらは正真正銘の魔導士よ。」









途中で「ラーヴェは戦わないの！？」みたいな顔をされたがまぁ良いわ。









「きゃースティングくんかっこいいー…がんばってー」









と、とても面倒臭いので棒読みで言った。









スティング棒読み!?何気に酷いけど…まぁ頑張るとするか。









「白竜のホーリーブレス！とか言っちゃダメよ。」









そう、アレは凄まじい破壊力のため、


此処で使うと大散乱を起こすに違いないため此処での使用は禁止にした。









まぁ、私もバレない程度の魔法なら使用可能だし…









瞬時に刀だけ換装して…









「さぁて…目的を聞きましょうか。」









黒い笑みで脅す。









「ヒィィ…！」









脅した奴の口はそこまで固くはなかった。

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